映画学科

公演情報! 演劇版『テニス』の試演

C.T.T KYOTO vol.123

演劇版『テニス』の試演

 

原作映画:朝日克俊『テニス』(仮編集版)

演出:村川拓也

出演:奥村海斗(俳優コース15期生)、武田佳穂(俳優コース15期生)、吉野真生(映画製作コース15期生)、瑠星(俳優コース15期生)

 

◯作品解説

『テニス』というドキュメンタリー映画があります。

京都芸術大学の映画学科に在籍する朝日克俊くんという学生が撮った作品です。

今回、この映画を演劇化してみます。

『テニス』という映画では、ある映像に対し、別の異なる音声が流れます。映像は、とあるテニスコートに集められた若者たちが、そこでテニスをやったりやらなかったりする姿を映します。音声は、その中に登場する若者たちそれぞれのインタビューの声を聞かせてくれます。つまり、テニス場にいる彼らの映像を観ながら、そのうちの一人のインタビューを順番に聞く映画だということです。

この映画は全体で72分あり、全部で三人のインタビューが順番に流れます。今回はその中の一人のインタビューが流れる冒頭の30分のシーンをそのまま演劇化してみます。

 

村川拓也(演出)

演出家・映像作家。ドキュメンタリーやフィールドワークの手法を用いた作品を、映像・演劇・美術など様々な分野で発表している。京都芸術大学映画学科非常勤講師。

 

朝日克俊(原案:映画学科 映画製作コース4回生)

京都芸術大学映画学科四年生。二年生時に短編映画『深泥池』を北小路隆志、村川拓也によるゼミで制作。三年生時に中編映画『テニス』を撮影、仮編集版を制作。完成を目指し、現在も編集作業を続けている。卒業制作として、祖母たちの暮らしの映像とインタビューなどの音から家族関係を想像させるドキュメンタリー映画「帰省」を現在制作中。

 

◯上演日時 

2024年

11月21日(木)19:00

11月22日(金)19:00

*受付開始・開場は開演の30分前

*上演時間30分予定

 

◯開催場所


左京東部いきいき市民活動センター 集会室

(京都府京都市左京区鹿ケ谷高岸町3-2)

 

◯チケット料金

予約1200円(当日券1500円)*すべて当日窓口精算

 

◯予約

https://tiget.net/users/1393339

 

◯主催

C.T.T.京都 事務局、京都市左京東部いきいき市民活動センター

 

◯問い合わせ

メール:info@ctt.main.jp(C.T.T.事務局)

電話:075-761-1385(左京東部いきいき市民活動センター)

 

◆「C.T.T.」はContemporary Theater Trainingの略で「現代演劇の訓練」を意味します。
舞台芸術公演には資金、集客や調整など創作以外にも多くの時間やエネルギーが必要となります。

そうした手間を最小限に抑えることで、頻度の高い上演機会や作品のプレゼンテーションの機会を作れないか。また、舞台効果を最小限に抑え、純粋に作品性だけを検証できる場を作ることで、作品そのものの力ものばせるのではないか。といった考えのもと、C.T.T.は1995年に始まりました。

京都から始まったこの企画は、2007年以降、名古屋、広島、大阪、岡山にも事務局が立ち上がり、各地でも上演会が行われるようになりました。
試演会は2~3団体が、30分以内の作品を連続で上演する形で行われます。各ステージ終演後にはパネルディスカッション形式の「合評会」を行い、上演作品についての疑問や感想、より良くなるための改善点などを観客も交えて話します。

 

皆様、どうかご高覧くださいませ!

<56789>