- 2025年2月13日
- イベント
【卒業展】2024年度_優秀賞 受賞者コメント!!
こんにちは。情報デザイン学科です。
今回は、優秀賞を受賞された3名の作品とコメントをお届けいたします✨
記載情報は以下の通りです。
氏名 | コース|出身高校|作品タイトル | 展示場所|
川﨑 広大(かわさき こうだい)| ビジュアルコミュニケーションデザインコース |京都府立東稜高等学校 | あたりまえの奇跡 | 智勇館4階
【コメント】
とにかく手を動かし続け、地道に制作してきたことが報われたと感じています。ただそれ以上に、この作品を通じて観た人の心を動かすことができたのが、何よりも嬉しく思います。
この作品は、あたりまえに過ごしている日常がいかに非日常的なのかに気づき、意識を変えるきっかけにさせたいという想いを込めて制作しました。
3回生のプレ卒が終わったタイミングから企画構想をはじめ、卒業制作展ギリギリまでブラッシュアップを繰り返し続けてきました。
自分自身が東日本大震災で被災した経験を通じて、日常にある「あたりまえ」の価値に気づかされました。しかし、年月が経つにつれ、いつの間にかその「あたりまえ」に慣れてしまっていた自分がいました。そこで、「失ったもの」ではなく「今あるもの」にも目を向ける視点を持ち、このテーマを映像化しようと決意しました。
何気ない日常のありがたさに気づき、何も起こらない平凡な日々の背景にある不安定さを伝えたいです。
今後は映像のスキルを磨き、より多くの人の心を動かす作品を生み出していきたいと考えています。
助清 若奈(すけきよ わかな)| ビジュアルコミュニケーションデザインコース | 屋久島おおぞら高等学校 |空、巡るたび | 智勇館4階
【コメント】
この度は素晴らしい賞を頂き、ありがとうございます。各地で一緒に凧揚げをしてくださった皆さんに、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
制作のきっかけは、以前から空に多面的な魅力を感じていたこと、そして「自分にしかできない作品を作りたい」と考えた時に、これまで深く向き合ってこなかった引っ越しの経験を思い出したことでした。
しかし、当初はこのテーマが極めて個人的で内省的であることに、ビジュアルコミュニケーションデザインの卒制としてふさわしいのか迷い、指摘を受け、踏み出せずにいました。それでも、「個人的な問題も突き詰めれば個を超えていく」とアドバイスしてくださったゼミの先生の言葉を糧に、この作品が私個人を超えていくことを信じたくて、止まることなく動き続けた1年間でした。
最初は「私と凧と空」という一直線の関係性から始まった制作でしたが、最終的には、各地で出会った人と凧と空、人と人のつながりなど、思いがけずに無数の線が生まれる作品へと広がっていきました。
この作品は、私の記憶を追体験するものではありますが、凧揚げという要素が加わることで、皆さんにも空の清々しさや共感する点があれば良いなと思います。
山田 茉加(やまだ すずか)| ビジュアルコミュニケーションデザインコース |大阪府立旭高等学校 | 印象のかたち ── 顔と文字のデザインにおける相関 | 智勇館3階
【コメント】

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受賞された3名のみなさん、この度はおめでとうございます👏👏👏
今年度の卒業展も残すところあと僅かとなりました。
みなさまのご来場お待ちしております!!
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京都芸術大学 卒業展/大学院 修了展
日程:2/8 (土)―2/16 (日)
時間:10:00 ~ 17:00
予約不要
https://www.kyoto-art.ac.jp/sotsuten2024/
2/15 (土)・2/16(日)同時開催|オープンキャンパス
https://www.kyoto-art.ac.jp/opencampus/oc02-10_02-11/
※ご来場には事前予約が必要です。