- 2025年2月16日
- イベント
マンガ学科卒業展2024 優秀作品紹介Vol.3
こんにちは、マンガ学科研究室です!
卒業展は本日が最終日!
ご来場いただいた皆さま、お楽しみいただけましたか?
受賞者紹介も本日が最終回!本日は4名の受賞学生をご紹介します!
◆奨励賞
[作者コメント]
天野ハザマ先生原作の小説のコミカライズ作品を制作しました。
初めての連載で、今まで挑戦したことのなかった迫力あるアクションシーンやファンタジーの世界観をどう表現していくのか、作画を通して難しさを経験でき、自分自身の漫画家としての成長に繋げられた作品です。
かわいらしくも強いイナリちゃんの冒険を楽しんでいただけると嬉しいです。
※コミカライズ作品は商業作品のため、学科のpixivページへは掲載しておりません。下記リンクよりお読みいただけます。
『お狐様にお願い!~廃村に残ってた神様がファンタジー化した現代社会に放り込まれたら最強だった~@COMIC』
©TOブックス/鰤戸まるお(漫画)・天野ハザマ(原作)・竹花ノート(キャラクター原案)
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◆奨励賞
[作者コメント]
それぞれ異なる「回避性パーソナリティ障害」を持っている四人の登場人物は、テレビ局の中でゾンビの事件に巻き込まれてしまう。
四人は調整室で政府から救助が来るという事実を聞いたが、地域のネットワークに問題が発生し、このことを知っているのは主人公たちだけ。
主人公は市民たちにこの事実を知らせるため、命をかけたアナウンスを始める。
回避者だった四人は目の前の危険に向き合い、自分の弱みを受け入れ成長する。
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◆奨励賞
京都北部にある小さな海辺の町、「網野町」。転勤族の父を持つ「鳩羽なぎさ」は季節はずれの転入生として網野町にやってきた。
繰り返す転校のなかで心を閉ざすようになったなぎさは、クラスメイトの「帆立みさき」と出会ったことをきっかけに、本当の自分を取り戻す。
たとえまた、別れがやってくるとしても──。
一年間にわたる網野町での取材を通して描いた、孤独な少女が第二の故郷を得るまでの物語。
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◆学長賞
『Color Lens』木森
[作者コメント]
「色眼鏡で見る」という言葉から思いついたお話です。
自分の視点から見た世界が全てではない、見えない部分に想いを馳せることで見えてくるものがあるのではないかという考えを込めました。
考えすぎるのは良くありませんが、誰しもがかけている色眼鏡の”色”を少し薄くすることができれば幸いです。
良き眼鏡ライフをお過ごしください!
誰しもが抱えているであろう「偏見」を色眼鏡というアイテムへ落とし込み、登場人物それぞれの考え方や見方の変化を秀逸に表現した作品。
展示や照明の当て方にも工夫を凝らし、作品の中心人物である2人の胸のうちを表すように文字が影として映し出され、作品の世界観が表現されています。
※本文は会場でのみお読みいただけます
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最終日は奨励賞を受賞した鰤戸まるおさん・TYXKBUG721さん・鈴木千永さん、学長賞を受賞した木森さんをご紹介しました!
皆さんおめでとうございます!
遠方の方や読みきれなかった!という方にはweb卒展がおすすめ!
3Dマップで展示もご覧いただけます!
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