- 2025年12月19日
- イベント
はじめての体験授業オープンキャンパス開催♪
こんにちは!アートプロデュースコースです。
いよいよ冬の寒さが本格的になってきましたね。皆さんいかがお過ごしでしょうか?
京都芸術大学では、0年生プログラムに続いて「はじめての体験授業オープンキャンパス」が行われました!未来の芸大生を目指す高校生へ向けて一足先に行われる、1・2年生のためのオープンキャンパス。これから始まる芸術ライフの第一歩を応援する、そんな冬のイベントのレポートをお送りします♪
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アートプロデュースコースの体験授業は、「どっちがどっち?アートの線引きゲームをしよう」。
学びの第一歩を楽しく踏み出してもらえるような、ゲームを通してアートプロデュースを知る入門編です。
高校2年生7名が参加してくれました!ありがとうございます✨
体験授業をご担当されるのは、林田 新先生。林田先生は、アートやメディアの歴史について考えたり、展覧会やプロジェクトを企画したりすることを通じて、「視る」という実践についての研究を行なっています。今回の体験授業では、そんな林田先生から出題された7つの作品画像をそれぞれ「アートっぽい」「アートっぽくない」と思う順番に並べ替えていき、2つのチームに分かれて意見をまとめていきます。
今日の体験授業を担当されるのは林田先生!
専門:視覚文化論、写真史/写真論
アートには明確な物差しがありません。何をアートと感じるか、感じないかは、実は人によってけっこう違います。自分が当たり前のように「これはアートだ」と思っていたものも、目の前に座っている人にとっては「全然アートっぽくない」ものだったり…。2チームに分かれて1つの答えを出すのにかなり議論が白熱していました。さらに議論の真っただ中で、出題画像の中の一つは「チンパンジーが描いたもの」と明かされて阿鼻叫喚!「チンパンジーが描いたものなら、順番が変わってくる!」という声も。
チームで出た意見は、大学生の先輩がまとめてくれます。
さて、皆さんに並べ替えてもらった7つの画像。これって実は全て「アート」なんです。そう言われると全部アートに見えてきてしまいますが、いまだに議論の絶えない作品も多く存在します。アートか否か、そう感じる根拠は何なのか。言われた通りではなく自分の目で見て頭で考え議論し合う、その過程が大切で面白いんだと、改めて感じた授業でした!
お互いが妥協せず、納得できるところが見つかるまで真剣に話し合う。議論するって実はとっても楽しいことなんです
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ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
この授業でアートプロデュースに興味を持った方、もっと深く知りたいと思った方はぜひ2月に開催される卒業展に足を運んでみてくださいね。先輩方の4年間の学びの集大成がご覧いただけます!皆さまのお越しをお待ちしております♪
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