- 2014年7月1日
- ニュース
どろんこはおともだち
今日は今年最初の創作の時間でした。
美術工芸学科の神内先生と一緒に土粘土で遊びました。
まずはそれぞれ、お母さんと自分の好きな島を作ります。
「かたつむりハウス作ってるの」
「雨が降ってきた」
かたい土を削ってサラ粉の雨を降らせています。
こちらは年長さん。
みんなで大きな山のようなものをいつの間にか作っていました。
土粘土の感触を楽しみながら、友だちとひとつのものを構築していくことも楽しんでいます。
ぬるぬるで足の裏が気持ちがいいね。
年長の男の子はお母さんと鬼ヶ島を制作中。
島には鬼のツノが・・・!
小さな下の子ちゃんも土粘土の感覚にどっぷり浸っています。
そして、ひとりひとりの島がどんどんつながっていきました。
どろどろになった土、かたい土、さらさらの土。
今日はいろいろな感触の土で遊びました。
自分の手で触って、足で踏みしめ、からだでぶつかって遊んだ体験は
確かな記憶としてからだに残っていくのだろうと思います。
「どろんこ好きだよ。田んぼも行ったね。」
お母さんにこんなことを話している子もいました。
子どもたちは今日の土粘土が、毎日遊んでいる瓜生山や畑、田んぼの土とつながっていることを自然と分かっているようでした。
さすが子ども。
土や木の枝、石に葉っぱ、毎日自然の中で遊んでいますもんね。
「土は信頼できる」
子どもたちの姿を見ていると、神内先生が事前説明で仰っていた言葉がふと頭に浮かんできました。
(村井)