こども芸術大学

どろんこはおともだち 2日目

今日は創作の時間「どろんこはおともだち」の二日目でした。

先週、ビニールに堅い土と水を入れ、泥ができる過程を一週間観察しました。

今日はその泥を使って遊びます。

まずはバケツに入った泥の感触の違いを楽しみます。

その後は、各自自分の作ったマイ泥を使い、紙にのっけていろいろと試してみました。

手形を押してみよう。

ん~気持ちいい!

ぎゅーっと絞ると出てくる泥の感覚に浸ります。

小さな玉に泥をつけ、コロコロ転がしてみると痕跡がたくさんつきました。

田んぼで初めて泥と出会い、その時は中に入らなかった年少さん。

今日は白い泥をカップですくって何度も流して楽しんでました。

こちらの女の子は「森を描きました」と教えてくれました。

からだ全体というより、指や手で細かな感触を楽しんでいたとお母さんが言っていました。

「うーーん!」

「よいしょ」とお母さん一緒に土を絞ります。

不思議な抽象画が出来上がりました。

みんないろいろな絵を描いていました。

指でぐるぐるしてみたり、

ひっかいてみたり、

しゃばしゃばの泥もなんだかきれいです。

こちらは織姫・彦星・白鷺・流れ星を年中の女の子が描きました。

今日は七夕です。

よーく見るといろいろなマチエールがあります。

全部並べて鑑賞してみました。

地層もそうですが、その時間、その時間が記憶として積み重なり、残っていくのが土や泥の性質です。

今回親子でどろんこになって土と向き合った過程が一枚の絵にあらわれていました。

(村井)

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