写真・映像コース

【現代美術・写真コース】瀬戸内芸術祭へようこそ

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学科長の椿です。瀬戸内芸術祭2013において「醤の里と坂手港」の総合ディレクターをつとめています。なぜアーティストが?と思われるかもしれませんが、世界が急速に流動化するなかで、固定された業界内部だけの力では複雑な問題解決できなくなってしまい、結果として何でもこなせるアーティストに直接依頼がやって来たというのが現状です。特に、美術工芸のコーチングスタッフのなかで、ヤノベケンジさん、名和晃平さんは、ファクトリー(工房)でチーム製作するという今の時代に適応した仕組みでトップランラーとして活躍しています。意外かもしれませんが、アートは個人作業を軸にしながらも、サッカーのようにチームで動くことも多々あります。僕も大学時代はバレーボール部でしたし、高校教師の時代はバスケットボール部の顧問をしていました。今ディレクターになってみるとその時に覚えたコーチングが大変役に立っているのです。現代アートは意外なことに体育会系と相性が良いかもしれませんね。さて、写真を見てください。これは昨年直島で開催されたGAKKOという世界から高校生が集まって問題解決を行うセミナーの様子です。今夏は小豆島の坂手港に彼らが集まってワイワイ合宿を行います。アート作品を作れる以外にも、ワイワイやる(英語?)力もこの学科では育成します。ちなみに留学生の多い現代美術・写真コースの3回生は、授業もバイリンガル。語学留学の前にトライしてみてはどうですか。

※これから瀬戸内芸術祭の情報を中心に高校生向けに時々リポートします

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