- 2013年5月19日
- 日常風景
【現代美術/写真】2013.05.17
こんにちは。現代美術コース・3回生の、唐鎌なつみです。
現代美術/写真コース・3回生の1・2限目。
この授業を受けもって下さっているのは、美術工芸学科の学科長・椿昇先生です。
先日のこの授業の中で、特に印象的だった言葉が「パラダイムシフト」。
会ったことのないカタカナ言葉に、人見知りの私は、朝から完全に人見知っています。いや、言葉見知っています。
「パラダイムシフト」とは何なのか。
例を挙げて言うと、天動説が地動説に変わったこと。それまでのキリスト教の考えに反し、ダーウィンが進化論を提唱したこと…など。
つまり、「ある時代の社会・集団を支配していた考え方や認識の枠組みが、ガラリと変化してしまうこと」なんだそうです。
日常において「絶対的」なものはほぼないと考えている私にとっては、かっちりと身体にハマった言葉でした。
「絶対的」なものがないと考えるには、世間一般的に広まっているであろう「絶対的」とは何なのかを知っていく必要がある。
それには、これまでの歴史の文脈であったり、現在の物事の構造(structure)を、更に知ることから始まるんじゃないか、ということを、朝のぼやぼやとした頭で考えていました。
果てもないし、「絶対的」なものがないって怖いんですけどね。
だからこそ、面白いなぁと思います。まだまだ死ねません。
さて、こういった話もしつつ…金曜日1・2限目の授業では、「クリティカル・ジオラマ」というものを作っていきます。
どういうものが出来ていくのでしょー。ドキドキ。
美術工芸学科/現代美術コース 3回生 唐鎌なつみ