写真・映像コース

【現代美術/写真】2013.05.17

2013:5:17(1)

 

 

こんにちは。現代美術コース・3回生の、唐鎌なつみです。

 

 

現代美術/写真コース・3回生の1・2限目。

この授業を受けもって下さっているのは、美術工芸学科の学科長・椿昇先生です。

 

先日のこの授業の中で、特に印象的だった言葉が「パラダイムシフト」。

会ったことのないカタカナ言葉に、人見知りの私は、朝から完全に人見知っています。いや、言葉見知っています。

 

「パラダイムシフト」とは何なのか。

例を挙げて言うと、天動説が地動説に変わったこと。それまでのキリスト教の考えに反し、ダーウィンが進化論を提唱したこと…など。

つまり、「ある時代の社会・集団を支配していた考え方や認識の枠組みが、ガラリと変化してしまうこと」なんだそうです。

 

日常において「絶対的」なものはほぼないと考えている私にとっては、かっちりと身体にハマった言葉でした。

 

「絶対的」なものがないと考えるには、世間一般的に広まっているであろう「絶対的」とは何なのかを知っていく必要がある。

それには、これまでの歴史の文脈であったり、現在の物事の構造(structure)を、更に知ることから始まるんじゃないか、ということを、朝のぼやぼやとした頭で考えていました。

 

果てもないし、「絶対的」なものがないって怖いんですけどね。

だからこそ、面白いなぁと思います。まだまだ死ねません。

 

 

さて、こういった話もしつつ…金曜日1・2限目の授業では、「クリティカル・ジオラマ」というものを作っていきます。

どういうものが出来ていくのでしょー。ドキドキ。

 

 

美術工芸学科/現代美術コース 3回生 唐鎌なつみ