大学院

【大学院ミヤジマスクール】 須田悦弘さん講演会

今年度第3回「大学院ミヤジマスクール」が10月22日(水)に開催されました。

アーティストの須田悦弘さんをゲストでお招きし、レクチャーをしていただいたのでその様子を紹介します。

 

※「大学院ミヤジマスクール」は、大学院の活性化を目的として、宮島達男副学長が国内外で活躍するトップアーティストを招き、講演やワークショップ、作品講評などを行う特別企画です。

 

DSC05561

DSC05572 DSC05583

須田さんは、本物と見間違うほどの超絶技巧の木彫で草花を彫り出し、展示空間でのインスタレーション作品で国内外で活躍されています。

現在のスタイル行き着くまでの過程、初期の「銀座雑草論」から「スタジオ食堂」など、

社会の中でアートの可能性を模索していた頃からの活動も含めてスライドで紹介していただきました。

 

DSC05587

 

DSC05590

時代に流されず、常に自然と向き合うなかで、オリジナルを獲得された須田さんのお話は、美術領域・デザイン領域のみならず、これから自分の世界を獲得しようとする学生たちにとってとても有意義な時間になったと思います。

 

講演会後、院生のアトリエにて作品講評もしていただきました。

 

DSC05617 DSC05634 DSC05636

須田さん、どうもありがとうございました!

 

---------------------------

 

須田 悦弘(すだ よしひろ)氏

アーティスト。1969年生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。 1993年の展示「銀座雑草論」以降、日本の伝統を想起させる木彫という手法と草花というモチーフにこだわり、それらをインスタレーションに展開する独自の表現を国内外で発表。 主な個展は、原美術館(1999)、群馬県立近代美術館(2002)、アサヒビール大山崎山荘美術館(2002)、国立国際美術館(2006)、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(2006)、千葉市美術館(2012)、他にも欧米主要都市での展示多数。 現在、多摩美術大学彫刻学科客員教授。

 

 

 

<387388389390391>