- 2015年10月3日
- 日常風景
【夏期集中授業】中近東をデザインする
遅くなりましたが夏期集中授業のご紹介です。
この授業は夏休み期間中5日間
2限から5限まである集中授業です。
ファッションコースの2回生対象となります。
本来であればデザイン画から平面作図や立体裁断で形にしていく事が
通常のファッションデザインの制作過程となりますが、
今回は平面的な作業を省き、頭の中のイメージを膨らませながらも
どんどん手を動かし立体に起こしていきます。
この授業は1人一体デザインし、
制作することがメインとなります。
テーマは「中近東をデザインする」
中近東の衣装(アバヤなど)をベースに現代のファッションと組み合わせ、
自らの世界観を加えていきながら制作に取り組むことが今回の目的です。
初日は無色のシーチングを使って立体裁断、ドレーピングを学びます。
2日目、3日目は中近東の女性が纏うアバヤを実際に自ら作ってみます!
アバヤは使用する生地の量が多くて大変ですが直線縫いがほとんどです。
日本の着物と少し似ていますね。
アバヤの実物制作に入る前に着物を
縮小サイズで着物を組み立ててみます。
その後アバヤの制作に入ります!
生地は全員共通の色のついたシーチングを使います。
今年はアップルグリーン色!(毎年色が変わるのです。)
完成後に自分たちで試着をしてみます!
着た状態で座ってみたり歩いてみたり、、
ぞろぞろと黄緑色の集団が歩いていきます。。
授業も折り返し地点。
先ほど作ったアバヤをベースに個人制作に入っていきます。
時間に追われる中、
もくもくと手を動かし作品が出来上がっていきます。
作品完成後、合評、展示設営にうつります。
写真は合評風景と展示空間を作っている様子です。
展示設営終了!
大学大階段ふもとの瓜生館にて1週間展示を行いました。
1週間という授業期間でしたが充実した時間になったのではないでしょうか。
学んだ事を今後に活かせていけると良いですね.
みんなおつかれさま!