マンガコース

マンガ鬼合宿

 

こんにちは。

副手の黒田です。

 

マンガ学科は8/29~9/3まで『マンガ鬼合宿』を行っていました。

『マンガ鬼合宿』とは、選抜された学生8名が東京にあるオリンピックセンターへ泊り、5泊6日にわたってマンガ制作をしながら、いろいろな出版社、編集部に持ち込みに行く企画です!

 

合宿前半は秋田書店、講談社、小学館にそれぞれ団体で持ち込みました。

ちょうど年に数回行われる『出張編集部』のような感じでした。

 

秋田書店では、週刊少年チャンピオン編集長とデビューもしている4回生松尾あき君の担当編集者が全体の講評と漫画家の心構えなどなどとても貴重な話をしてくださりました。

最後には『弱虫ペダル』『刃牙道』の完成原稿を見せていただくことができました!

普段何気なく読んでいるマンガですが生原稿となると迫力は当然ながら全然違いました。

何事も『生』を見ることは造作するうえでとても重要な作業だと改めて思いました。

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講談社、小学館はそれぞれ学生たちが完成させたネーム、原稿を編集さんに見てもらいました。

と、ここまでなら先述したとおり出張編集部となんら変わらないように思います。

しかし、ここは『鬼合宿』帰ったら休む暇なんてありません。

21時までみっちり制作タイム。周りには自分よりも良い評価を受けた学生がいたことも気づいたのでしょう。

ピリピリとした空気の中物音ひとつ立てずみんな集中していました。

21時までが制作タイムでその後解散なのですが多くの学生は作業部屋を借りられる22時まで作業していました。

中には明け方まで作業していた学生も。

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合宿後半は各自事前にアポをとっていた出版社へ単独の持ち込みでした。

一日に数社周って宿舎に戻り、指摘されたところを即直すという作業は京都に住んでいたらなかなかできません。

たくさん名刺をもらった学生から厳しい指摘をもらった学生まで様々でした。

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合宿途中には漫画家交流会や寺脇先生の食事会なども行われましたが、

それ以外の時間は持ち込みに行くか、作業するかの6日間でした。

あんなに集中できる環境は簡単には作れないでしょう。学生も次あったらまた参加したいと口をそろえて答えてくれました!

みんな手応えや自分の方向性、なにか一つでも掴むことができたと思います。

夏休みはもうすぐ終わりますが、後期が始まってもその充実感、緊張感を忘れずに自分の作品に真正面からぶつかっていってください!

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