- 2013年6月7日
- ニュース
【現代美術・写真コース 2回生】展覧会の旅 in 東京1
どうも!
ウェブマスターのノエルです、はじめまして。
横の画像は似顔絵ね。
これでも似顔絵には定評があります。
6月のブログ担当するんでよろしくお願いします。
さて今回は東京の展覧会についての感想をお伝えしたい!
みなさんは展覧会に行きにくいな〜って思ったりしてませんか?
美術鑑賞なんてナンセンス!と思っている方!
本当にそうなのでしょうか?
展覧会は自分の引き出しを増やすきっかけになる場所!
堅苦く思わずに、「見る」ということは自由でいいんです!
1つの作品を1つの見方でしか見れないなんて、そんなことあっていいわけない!
ASPの福のりこ先生がとっても面白い例えをしてくださいました。
『もし、みんなの「かわいい」と思う基準が1つしかないなら、1人の女性に全世界の男性は群がってしまう!』と。
恐ろしいことだね〜〜
人はそれぞれ”いろんな見方”を持っているから成り立ってるんだよ〜っていう話で
作品を見るもの一緒!
みんなそれぞれいろんな見方をするから作品の見え方が違っておもしろいんだよ〜!
1つの見方しかないわけないんだもの!
ということでね、そろそろ展覧会の話をしたいと思います^^
忘れてたわけじゃないんだよ、信じてね。
もうちょっとおつきあい願いたい。
ソフィー・カル展について。
原美術館で6月2日までだったのでぎりぎり滑り込んできました。
原美術館はこじんまりとしていて落ち着いた雰囲気のある美術館でした〜^^
ソフィー・カルとは女性現代美術家です。
ソフィー・カルについていろいろ説明したいですが、ここは展覧会についてぱぱ〜と言っちゃいますね!
今回は「盲目の人」「海を見る」「最後に見たもの」という作品が展示されていました。
入ってすぐに「盲目の人」という作品から見て行きます。
「盲目の人」はソフィー・カルが他の作品をつくるきっかけになった作品で、
生まれつき目が見えない人に「あなたにとって美しいものとはなんですか?」と質問して帰ってきた言葉を文と写真作品にしたものです。
作品の男の人は「私が見た美しいもの、それは海です。視野の果てまで広がる海です。」と答えました。
生まれつき目の見えない人ですが、はっきりと「海」だと答えています。
一体、盲目の人たちの「見る」とは何なのでしょうか?
その作品を見た後に「海を見る」という写真作品、そして映像作品に移ります。
一つの部屋の中に、海を見つめている人たちをバックから撮った映像がいくつも同時に流されている展示だったのですが、
私は個人的にこの部屋が一番すきでした。
海を見た事がない、目の見える人、そして目の見えない人が「海を見る」。
最後彼らはカメラの方に振り返り、顔を見せます。
泣いている人や、笑っている人、険しい顔の人、それぞれいろいろな感情がそこにあったと思いました。
最後は「最後に見たもの」という作品で、
なんらかの理由で視力を失った人たちに最後に見たもの、
目が見えていた頃の最後の記憶を説明してもらい、これも文と写真で展示していました。
ソフィー・カルの作品は「見る」とは一体なんなのか?という簡単な問いを私たちに投げかけていると思います。
私たちの「見る」と、盲目の人たちの「見る」は違うのか?
私はきっと 違わない と思います。
では後半は、フランシスアリスについて〜!
とってもみなさんに伝えたい事がいっぱいあります!びっくりするくらい!
次の記事に書いちゃうんでまた読んでくれたら嬉しいです!
長くてつたない小学生みたいな文だったと思いますが
ここまで読んでくれてありがとうございました!
現代美術・写真コース2回生 阿部のえる