マンガコース

石坂啓先生、立川義剛先生に特別講義をしていただきました!

 

11月24日の3,4講時にマンガ家で本学客員教授の石坂啓先生と「週刊ビッグコミックスピリッツ」や「月刊!スピリッツ」で編集長を歴任された小学館の立川義剛先生に特別講義をしていただきました。

 

3講時目はマンガ家の石坂先生の講義。

石坂先生は20代の頃に手塚治虫先生のアシスタントをされており

手塚先生の仕事に対する姿勢がよく分かるエピソードなどを披露していただきました!

 

手塚先生は12色ある水彩絵の具の2色を混ぜ合わせさらにそこから水の量を調整して3段階の色を作られていたそうです。

その色見本をアシスタントにも渡してカラー原稿を制作していたという事なのですが間違いが許されない為、

石坂先生含むアシスタントは極限状態の中での作業だったとのこと。

そうして生まれた完成原稿は生で見ると息をのむほど美しかったそうです!

逆に白黒原稿は手塚先生が納得のいくまでやり直しを重ねていたそうで、

原稿用紙は切り貼りの跡がいくつも残っていたそうです。

 

事前に受け付けて頂いた先生への質問にも全て丁寧に答えられて、

マンガ家として必要な資質なども教えていただき学生はとても刺激になったのではないかと思います。

石坂先生の手塚先生に対する敬意をとても感じられる講義でした!

 

4講時目は小学館の立川先生の講義で、編集者の目線でお話いただきました。

事前にに送っていた学生の作品一つ一つにアドバイスをいただきました!

小学館のいくつもの雑誌で編集長の経験のある立川先生にアドバイスをもらえるなんて中々あることではありません。

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さらにその中から優れている作品をジャンルごとにピックアップして細かい講評をしていただきました。

他にもマンガの原稿料の話や、今有名な作家のデビュー当時の話なども非常に興味深かったです!

 

授業が終わった後もお二人に質問に来た学生に一人一人丁寧に対応していただきました!

マンガ家として必要な資質なども教えていただき学生はとても刺激になったのではないかと思います。

 

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