イラストレーションコース 保科 琴代(星名カイ)
■タイトル
夕暮れの詩〜イラストを用いた楽曲プロモーション動画
Music x Illustration プロジェクト
■説明
日本の作曲家による、隠れた名曲を、もっと多くの人に気軽に楽しんでもらいたい──そんな願いから、視覚的に訴える、邦人作曲家の楽曲のプロモーション動画を作成しました。
クラシック音楽に馴染みのない人々に訴えかけるため、①良質の楽曲・音源を使用する、②リスナーが感情移入しやすいキャラクターを登場させる、③楽曲にス トーリーを与えることを心がけました。
近年の長い動画が敬遠される傾向を考慮し、かつ楽曲の魅力を伝えられるよう、時間は90 秒程度としました。
また、このような邦人作曲家の作品の音源の提供元として、日本ウエストミンスター株式会社のMusic x Illustrationプロジェクトを活用しました。
90 秒では、難しい内容や特殊なキャラクターは感情移入できません。そこでシンプルに、 逃げた猫を探す青年と猫の物語にしました。 また、広い年齢層に受け入れられやすい絵柄を模索する一方で、原曲のタイトルである「夕暮れの詩」 の印象を壊さないよう、夕暮れの風景を切り取ったような色彩を心がけました。
■ ストーリー
ある夕暮れの街で、一人の青年が、逃げた愛猫を探している。出会う人々に尋ねてまわるが見つからない。青年は途方にくれ、猫が残したリボンをじっと見つめる。
その姿を、猫は建物の屋根の上から面白そうに眺めている。少し青年をからかってやるつもりだった猫は、青年が道端で会った女性とその犬に楽しそうに笑いかける姿を見て、もう自分はいらないのだと思い、悲しげに青年から視線を外してしまう。
そこに秋の木の葉が舞い落ち、つられて顔を上げた猫は、その視線の先で、青年が猫の写真を犬にみせて尋ねているのを知る。
『君、この猫知らない ? とっても可愛い子なんだ』
まだ青年は自分を探しているのだと知った猫は喜んで、屋根から青年に向かってダイブする。青年は上から降ってきた猫に驚くが、すぐに猫が見つかったことを喜んで、猫を抱えてくるくると回る。
青年は握りしめていた猫の首飾りを首にかけてやり、猫と青年は夕暮れの街での再会を喜んだのだった。
猫を探す青年
青年を屋根から見下ろす猫
青年は犬に出会う
犬に微笑みかける青年
青年の愛情が自分から犬に移ったと思い、俯く猫
「君、この猫知らない? とっても可愛い子なんだ」
「こんなところにいたの!」
一人と一匹は夕暮れの街で再会を喜んだ
夕暮れの詩〜イラストを用いた楽曲プロモーション動画 Music x Illustration プロジェクト
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