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空間演出デザインコース 永吉 規子

えんハウス ー集合住宅の新しいかたちー

「地球の恵みを享受しながら多世代が助け合って暮らす集合住宅」をテーマとし、このテーマに共感するさまざまな世代が暮らし、地球の恵みを取り入れる環境を住人が協力して作ります。地域住民の憩いの場になり、広場でイベントなどを開催して地域を活性化します。雨水と太陽光エネルギーを蓄えることで災害時に強い集合住宅とします。
無理せず、ゆっくり暮らしを楽しみます。

長年の核家族化によりライフスタイルは多様化してきましたが、60 年前には普通だった三世代同居世帯は今や10%を切っており、世代間の交流が減り、困ったときに助け合う機会が少なくなっています。また、バーチャル世界が広がりを見せ、自然との乖離がますます顕著になっています。
かつての里山のように住宅の近くに樹木と畑を配置することで、自然がもたらしてくれる恵みを日常の暮らしに取り入れることができます。人はみな自然の中で育まれていることを肌で感じることができれば、地球環境への配慮も自ずと芽生えると考えます。協同して作業に取り組むことで、助け合いの機会はさらに増えます。

えんハウスの暮らしのイメージです。

私の住む愛知県知多市で敷地を探し、この場所の立地条件からゾーニングを行いました。

この5つの要素を合わせ持った集合住宅はこれまでにありませんでした。新しいかたちといえます。

ゾーニングに従って敷地全体のデザインを考えました。

建物のデザインを考えました。中央に交流スペースを設け、ここを通って各プライベート空間へ。B棟の1階と2階を交差させ、共用DKとフリースペースを作ります。

エントランスホールには椅子とソファを配置し、ゆったり歓談できる場にします。

断熱材には防音効果も高いセルロースファイバーを使用。古新聞から作られるエコ資材です。

普段から助け合う暮らしをしていることで、災害時にも無理なく助け合って団結することができます。異常気象や災害が多い今だからこそ大切なことではないでしょうか?

建物の模型写真です。角度を変えられるソーラーパネルを設置します。三角の天窓から光がふんだんに差し込みます。シェードを取り付けることも可能。

池のほとりは癒しの場です。陽光にきらめく水面と小鳥たちのさえずりがあなたを癒します。こんな場所で一緒に暮らしませんか?

永吉 規子

空間演出デザインコース

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