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Dream Hero

~小さな英雄の冒険~

イラストレーションコース 田嶋美和 (Taji。)

PC、スマートフォンを媒体としたインディーゲーム
画面サイズ)16:9

 インディーゲームの企画として、メインビジュアル、ストーリー、キャラクター、スチルイラストを作成しました。
 コンセプトは「自身の今や大切な人との時間を振り返るきっかけになるゲーム」です。
 現職の看護師をしていく中で死生観について考えることが多くあり「自身が後悔なく生きる為にできることは何か」「大切な人のためにできることは何か」を考える大切さと必要性を感じ、作品を通して伝えていきたいと考えました。
 物語は、妹の死期を悟った兄が悪夢の中でカゲと戦い「思い出」を取り戻しながら進んでいきます。「思い出」を振り返ることで妹との残された時間について整理し、「自分ができること=妹を笑顔にすること」と気づき奮闘していきます。
 作品を通して主人公とともに「※死の受容過程」を進むことで、物語やキャラの会話に没入しながら「自身の今を振り返るきっかけを作ること」そして、「大切な人と最期を過ごすときに自身を客観的に見つめるヒントや救いになること」を狙いとしています。
 夢の中で兄は妹の英雄に、師匠は兄にとっての英雄となるため題名を「Dream Hero」としました。
 
<ゲームの流れ>
①師匠と会話しながら森の中を進みカゲと戦闘。
(会話選択での分岐により受容過程の段階を繰り返すことあり)
②カゲを討伐することで報酬として思い出が形になった花を獲得。
③全ての花を収集することで思い出が整理され「受容」となり結末へ。
 
<結末>
 夢の中で、師匠と会話し、考え、戦い、たくさんの「思い出」を振り返ることで主人公の心は整理されていく。現実へ戻り、妹と思い出や冒険譚を話すうちに妹からも笑顔が見られるようになる。
 病状の悪化を感じるが、妹が笑顔になれる時間を作ることができたと師匠に伝えた(受容)。カゲを全て倒して最後の花(妹の好きな桃の花)を回収したところで師匠から冒険の終わりを告げられる。悪夢の終わりを告げるように一緒に旅してきた猫が走り去り夢から覚めた。その日、妹は静かに眠りにつく。
 妹の残した絵を片付けながら病院の外へ出ると夢の中で一緒に過ごしてきた猫が現れ主人公の救いとなる。

死の受容過程について詳細資料(この過程を元にした主人公の感情変化や各段階の攻略ステージを進んでいく)

オープニング(待機画面、作品紹介、告知で使用できるよう作成)

プロローグ

キャラクター設定①主人公の兄シキ。蝋梅の花言葉は「優しい心」「先導」。苗字の猫塚には「傍ら、傍」の意味があり、四季(死期)を通して妹の傍らで導いてほしい願いを込めた。

ステータス詳細画面(キャラクター画面からUIで詳細画面へ移り武器選択可能なイメージ)

キャラクター設定②妹のハナ。桃花の花言葉は「辛抱」「忍耐」で病気に耐える様子と「長寿を祈る」意味あいを重ねた。

キャラクター設定③師匠的存在の紅葉。紅葉の花言葉は「大切な思い出」「美しい変化」。紅葉の夢は「人生の復活・再生」「新たな始まり」を象徴しているためモチーフとした。

記憶の獲得画面『思い出の花:桃花』作品制作の目的となる問を提示し伝える意図で作成

思い出スチル『病室で見る森の向こう』2人の大切な思い出。兄の冒険譚に妹の笑顔が戻り、兄が妹にとっての英雄として希望や救いとなる。

キャラクター全身

田嶋美和 Taji。

イラストレーションコース

CONTACT

 看護師として働きながらイラストレーションコースで学ばせていただきました。入学するまでデジタルイラストの経験がなく操作を覚えるところから苦戦しましたが、拙いながらに作品を制作することができ喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。
 誰かの心を動かせるようなイラスト、何より自分自身が好きだと思えるようなイラストを描いていけるよう今後もたくさんのイラストや知識・技術に触れて自己研鑽していきたいと思います。

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