「文字の美を身に纏う悦びと幸せ」
”見て愉しむ” ”着て愉しむ” かな文字、古代文字を身に纏う
書画コース 吉田万由美
作品サイズ:(着物)丈150㎝×裄55㎝。(名古屋帯)長さ3m60㎝×幅30.5㎝。
素材:いずれもシルク。スカーフ2枚組(源氏物語)。スカーフ5枚組(植物)。スカーフ瓦当文字。筆筒(瓦当文字)
着物と帯の組では、「文字の美を身に纏う悦びと幸せ」をコンセプトに、まず、和服のめでたい亀甲柄の中に「百壽図」の「壽」の吉祥花文字を配することによりデザイン性を膨らませることとした。
名古屋帯には、瓦当のデザイン性を表現しようと、漢代の動物紋の四神のうちの一つである「朱雀」を描いた。
作品サイズ:(着物)丈150㎝×裄55㎝。(名古屋帯)長さ3m60㎝×幅30.5㎝。
素材:いずれもシルク。
スカーフ2枚組(源氏物語)では、「文字の美を身に纏う悦びと幸せ」のコンセプトに沿って、現代的な装いとなるように、源氏物語の冒頭をデザインした。黒地のスカーフには、グレーの文字、白地のスカーフには薄紫の文字を濃い紫で縁取りをして書いた。さらに、物語の中で理想的な女性として描かれている紫の上の登場場面である「若紫」と、別れの場面である「御法」の源氏香を二カ所に配した。
作品サイズ:(黒地)縦37㎝×横2m48㎝。(白地)縦37㎝×横2m40㎝。
素材:いずれもシルク。
スカーフ5枚組(植物)では、季節感のある植物に合わせて生地の色を選び〔上段3作品〕、「薔薇」、「花梨」、「さくら」を描き、また、『中務集』からの引用〔下段2作品〕では、上句のうち五七部分(「さくらばなちりかふそらは」、「もみぢばはおちつもりゐる」)を書と画で表現した。
作品サイズ:長さ170㎝×幅30㎝。
素材:シルク(着物の帯揚げ)。
スカーフ(瓦当文字)では、元々あった柄の線描画に瓦当の吉祥文字「益延壽」を配した。
作品サイズ:長さ118㎝×幅36㎝。
素材:シルク。
さらに、身近な文房具である筆筒に「益延壽」の吉祥文字を書き入れた。
作品サイズ:高さ19㎝。直径12㎝。
素材:竹。
以上のように、「文字の美を身に纏うことにより、悦びと幸せを感じる」ことのできる作品を制作した。
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