巡り往く(めぐりゆく)
日本画コース 金子 光世
学長賞
1620 × 1303 mm
高知麻紙、膠、墨、胡粉、水干絵具、岩絵具、銀箔
私たちは生まれてから人生を閉じるまで、さまざまな社会に身を置きます。家庭や学校、会社など、そのような集団の中に身を置いていると、周囲の人を見て劣等感を覚えたり、どこにも居場所を見つけられず孤独感を感じたり…
同時に、共に過ごす時間が短くとも、たとえ殻に閉じこもろうとも、人間である以上必ずどこかで関わりがあり、影響を与え合っていると感じます。
迷い、葛藤を繰り返しながらも、未来に希望を見出して進もうとする自身の内面性をコンセプトとし、本学での学びから得られた知識や技術をもとにいくつかの対比表現を取り入れ、作品を見て下さる方に少しでも楽しんで頂けるよう意識して制作しました。
また、シルエットで表した人々は自身の家族をモデルとしています。一人一人の個性を表しつつ、家族の幸せを願うために、それぞれ縁起が良いとされる日本の伝統文様を施しました。
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