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ルノワールとロココ美術

フェート・ギャラントと装飾美術

芸術学コース 飯山美幸

 卒業研究のテーマは非常に迷いました。社会と美術、装飾美術、西洋絵画など、いくつもキーワードが出てきました。なかなかテーマが決まらず、仕事や他の科目と両立をさせながらのテーマ探しは楽しさより苦しさが大きかったです。そんな時、先生から「苦しいと思うけど諦めないで探せば、種なしに終わるんじゃなくて、きっと良いテーマを見つけられる」と励まして頂いたときは、涙が出そうでした。
 模索する中で、明るい色彩や柔らかな雰囲気の絵が好きで、ロココ美術や印象派が好きだと思いました。私はどちらも捨てがたく両方の調査をはじめました。印象派は特に明るく優しい作風が好きで、ルノワールに決めました。
 ルノワールの文献を読んでいたある日、ルノワールはロココ美術に影響を受けていたという記述を見つけました!私は天にも昇る気持ちでした。やっとテーマが見つかった!と。そして、2つのジャンルに共通性があるとは知らずに、漠然とルノワールとロココ美術の作品が好きだった自分の直観をほめてあげたくなりました。
それからはあっという間でした。先生方にアドバイスをいただき、共に卒研に取り組む友人に励まされながら、時には徹夜をしながら執筆しました。卒研が始まる前は、書き上げられないのではと不安がありましたが、自分が決めたテーマで研究をする時間は大変ななかでも充実していて、フランスに本物の作品を見に行くほどの情熱を与えてくれました。この卒研が私の「美術が好き」という気持ちを確固たるものにしてくれました。諦めずに論文を書き上げられたことは自信になりましたし、今後もこの経験を大切に、人生を通して美術を楽しんでいきたいです。

飯山美幸

芸術学コース

学生時代から美術部で創作活動をしてきて美術が好きで、社会人になっても熱意が消えず、憧れの美大生になりました。
西洋美術の印象派が好きで、卒研はルノワールとロココ美術について研究しました。授業を通して、西洋美術も日本美術も好きになりました。

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