しろうめ絵日記
しあわせってなあに?
グラフィックデザインコース 河村 亜依 (河村 白梅)
A4判冊子
カバー;オンデマンド印刷
(パールスノーペーパー・プラチナ)
表紙;マットコート220g
本文;HS画王98.5kg
帯;オフセット印刷
「しあわせは、すぐそばに転がっている」
特別な出来事がなくても
誰かに認められなくても。
泣いたり、笑ったり、散らかしたり。
怒って、反省して、また笑って。
そんな繰り返しの中に
しあわせは当たり前の顔をして転がっている。
私たちはつい
「ちゃんとした幸せ」を探してしまう。
整った部屋、
うまくいく人間関係、
理想通りの自分。
けれど現実は、
部屋は散らかり、
洗濯物は山になり、
言い過ぎた言葉に後悔し、
思い通りにならないことの連続だ。
それでも、ふとした瞬間に笑いが生まれる。
くだらない会話に救われる。
昨日は腹が立った相手と、
今日は同じテレビを見て笑っている。
本作は、“完璧ではない日常”の中に転がる
小さなしあわせをすくい上げた、
エッセイコミック形式の作品である。
家族という最小単位の社会を舞台に、
感情の揺れや生活の雑味をそのまま描いた。
本作品は冊子という形態をとっている。
日常は一瞬で完結するものではなく、
ページをめくるように連なり、
積み重なっていくものだと考えたからである。
読者が紙をめくる行為そのものが、
日々をたどる体験になるよう構成した。
装丁や余白設計にも配慮し、
散らかった生活の空気感と、
静かに転がるしあわせの余韻が
同時に感じられるブックデザインを試みた。
しあわせは、
探しに行くものではなく、
気づくものなのかもしれない。
大きな変化ではなく、
今日も同じ場所で転がっている
何気ない出来事の中にある。
「完璧じゃない毎日こそ、いちばん愛おしい」
転がるしあわせに気づくまなざしを、
本というかたちに託した。
※Web掲載作品は冊子本文からの抜粋
実物写真(A4サイズ70ページ)
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続きは冊子本文に掲載しています。
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