
デザイン科 - グラフィックデザインコース
林真凛
食事シーンの生活雑貨
[作品形態]
プロダクト
[作品サイズ]
ランチョンマット/350×450mm 2点、コースター/100×100mm 6点、コップ/80×80×95mm 2点
[ソフトウェア]
Adobe Illustrator
この制作物は、昨年にふと自分の生活している部屋を見回した時に、味気なさを感じたことが発端となっています。自分の暮らす部屋の中に雑貨というものが少なく、この雑貨を使って生活に彩りを添えることが可能になるのではないかと考えました。
生活雑貨とは、私達が目に慣れ親しんでいる生活に関係する雑貨のことを指します。生活者が朝起きた時、身支度を整える時仕事に行く時、ご飯を食べる時や寝る時などにも意識してみれば多くの雑貨に囲まれていることがわかると思います。この”生活雑貨”を通してより良い生活へとステップアップすることを目指して制作しました。
今回の制作物は、味気ないルーチンで完結している生活から抜け出して新鮮な生活を可能にする生活雑貨です。そのため、ランチョンマットやマグカップなどのバリエーションで構成される食事のシーンの生活雑貨を複数のシリーズで展開することに決めました。
この2つのシリーズはそれぞれにテーマが存在しており、どのような状況で使うのか、どんな気分にしてくれるのか、と想像この2つのシリーズによってこの気分の時はこのシリーズで食事をしようといった使い方ができます。また逆に、この気分になりたいからこのシーンの雑貨を使うといった使用の仕方も可能です。生活雑貨は、生活者に影響を与える存在であると同時に生活者の気分によっても変えられる性質を持つことが可能なのです。