文芸表現学科

イベント

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2017年11月21日  イベント

11/25(土)Storyville読書会 vol.49 三島由紀夫『命売ります』

 
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今月のStoryville読書会は、三島由紀夫の『命売ります』を読みます。
読書会で三島由紀夫をとりあげるのは、初めてですね。
 
実は私は三島由紀夫を読まず嫌いでして、最近になってようやく『美しい星』が本屋に平積みになっていたので読んだのですが、三島がSFを書いていたことにまず驚き、エンタメ的な展開も面白く、そして冒頭からの描写の上手さというか筆の運びに唸りつつ、「さすが三島由紀夫(ほかは読んでないけど)!」と意外に楽しく読みました。今回の『命売ります』は、自殺に失敗した青年が「命売ります」と広告を出すところから展開するエンタメらしいので、これもまた読むのを楽しみにしています。
 
というようなことを、読書会では語ったりしながら、少しずつ物語の世界に深く分け入っていくような体験ができます。
読書の冬になりましたが、皆さまぜひお気軽にお集まりください。
 
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Storyville読書会 vol.49

日時:2017年11月25日(土)19:00〜21:30頃まで(18:30 OPEN)
場所:ロームシアター京都 パークプラザ3階 共通ロビー(京都岡崎蔦屋書店)
参加費:500円(1ドリンク付)
申込み・詳細:京都岡崎 蔦屋書店(http://real.tsite.jp/kyoto-okazaki/event-news/2017/10/-storyville-vol49.html
 
 
スタッフ・竹内
 
 
 
 
 

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2017年11月13日  イベント

「リアル書店」の挑戦!—大垣書店・和中整さん特別講義

9日、大垣書店高野店の店長の和中整(わなか・せい)さんにお越しいただき、
最新の本屋さん事情&高野店の戦略を語っていただきました!
 
本校はもちろん京都大学とも近いエリアに立地する高野店。
やはり若い人が多かったり参考書を求める人が多いとのこと。
教授と学生の住む街に沿った売れ方が、他店とはちがう特徴になっているようです。
 

左・和中整さん、右・校條剛先生(本学科教授)

左・和中整さん、右・校條剛先生(本学科教授)


たとえば高野店は朝8時から夜23時半まで空いています。
大垣書店の中でも駅構内の店舗のつぎに早い開店時間にも驚きますが、
22時以降の売り上げがそこそこあるために、ここから営業時間は動きにくいとのこと。
「大学生は夜が活動時間」という校條先生の言葉について、
京都の大学生だった和中さんも「夜遅くでも気軽に寄れる場所があったらいいなと」とコメント。
私も学生時代、夜中に課題図書を求めて高野店に駆けこんだことを思い出します(笑)。
本屋さんって夜開いてるお店の中でそうとう治安がいいよね、という声も上がりました。たしかに…。
 
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新刊や流行書をどんどん入れ替えては売る……という経営方針ではなく
町の本屋さんとして地域のニーズに合わせた経営と
そこから生まれる専門性が大事、とのお話をいただきました。
いわゆるネット書店にないニッチな本も「高野店に行ったらあるんじゃない?」と言えるような、
これからの「リアル書店」にはそんな尖った品揃えが必要なのかもしれません。
 
 
 
 
 
(スタッフ・加藤)

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2017年10月27日  イベント

児童文学作家・宮下恵茉さん特別講義レポート

先日行われた宮下恵茉さんの特別講義を受け、
2回生の辻本智哉くんがレポートを書いてくれましたので紹介します。
 
 
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一年前に読んだ本の内容は覚えていなくても、子供の頃読んだ本は心に残っているものです。これを書いている僕も、小学生の頃は図書館にこもって本ばかり読んでいた記憶があります。児童文学はめくるめく活字世界への入口。だからこそ、児童文学作家は子供の人生に大きな影響を与える職業です。
 
出版業界全体が停滞し「本が売れない」と叫ばれる中、児童文学は時代の流れに逆行して売り上げを伸ばしています。本日はそんな右肩上がりの業界から現役の児童文学作家、宮下恵茉(みやした・えま)さんが特別講義にいらっしゃいました。
 

左:辻井南青紀先生(本学科教授) 右:宮下恵茉さん

左:辻井南青紀先生(本学科教授) 右:宮下恵茉さん


ミヒャエル・エンデ『モモ』—宮下さんが子供時代に読んで影響を受けた一冊

ミヒャエル・エンデ「モモ」—宮下さんが子供時代に読んで影響を受けた一冊


『ジジ きみと歩いた』『あの日、ブルームーンに。』など数多くの著作で知られる宮下さんですが、
「ひと月に原稿用紙500枚以上は書いている」
「去年は17冊出してもらって、今年も10冊出る予定です」
という言葉と多筆ぶりに、学生がざわめいていました。ちなみに文芸表現学科の卒業制作の上限は200枚ですが、その2.5倍の量をひと月に……。
「推敲することが大事」と話され、たくさん書いた原稿を見なおし、何度も推敲することでブラッシュアップしていくそうです。こうした自筆の原稿以外にも目を通す原稿があるとのことで、文章に対するすさまじいまでの体力と精神力があるなと感じました。
 
宮下さんは家事や育児を中心とした忙しい「お母さん生活」を続けたおかげで、複数の作品を同時進行で書き進められる力がついたと語られました。また執筆の際モデルにしているのは「子供時代の自分」とのことで、僕は書くという行為がいかに日頃の生活ひいては人生全体と強く結びついているかを再確認しました。
 
また新人賞審査員を勤めた経験から語る応募作の傾向、新人賞受賞後のセルフマネジメントについて、シリーズものを書く大変さ、「書くことを好きになる」ことの大切さなど、リアルな作家活動と、並行する生活について惜しみなくお話しくださいました。小説家志望の学生はもちろん、僕のようなフィクションを書かない学生にもたいへん参考になったと思います。
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大学を卒業されてから15年かけて作家デビューを果たした宮下さん。本人もおっしゃられていましたが、宮下さんがデビューできたのはやはりどんな時も書き続けてきたからでしょう。「書き続けること」と「書くことを好きになること」の大切さが身に沁みる素晴らしい一時間半でした。
 
 
 
文・辻本智哉(文芸表現学科2年)

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2017年10月17日  イベント

文芸 X 文芸 X 文芸

2017年10月14日(土) 日芸・大芸・京造 三芸大文芸イベント
 
日本大学芸術学部文芸学科と、大阪芸術大学文芸学科、そして京都造形芸術大学文芸表現学科の三芸大が集まる芸大文芸交流イベントも、今年で3年目となりました。2015年、2016年は、日大の文芸学科と京都造形芸術大学だけの交流イベントでしたが、今年ははじめて大阪芸術大学も参加し、大規模なイベントとなりました!
 
京都を朝出発し、大阪の喜志駅で集合して、スクールバスに乗り換え、大阪芸術大学へ向かいます。
副手さんの案内で学内を散策したあとは、学食で昼食を食べ、
午後から各種ワークショップや、ディスカッションを行ないました。
 

まずはそれぞれの大学の教員紹介から

まずはそれぞれの大学の教員紹介から


学生も全員自己紹介しました

学生も全員自己紹介しました


山田兼士先生のワークショップ

山田兼士先生のワークショップ


詩から想起して、ショート・ショートを書く

詩から想起して、ショート・ショートを書く


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学生の課題をその場で添削する玄月先生

学生の課題をその場で添削する玄月先生


八薙玉造先生のラノベワークショップ

八薙玉造先生のラノベワークショップ


ちがう大学の学生と一緒にワークを行ないました

ちがう大学の学生と一緒にワークを行ないました


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パネルディスカッションでは、それぞれの大学で学んでいることを紹介し、
芸大のなかの文芸はどうあるべきか、というテーマについて意見を交換しました。
 
もっと施設や授業を充実してほしいというような意見がでるかと思いきや、「もっと授業に出るべきだ」とか「もっとたくさん書くべきだ」といった真面目で熱い意見が多くて、みんなが真剣に文芸と向き合っている様子がよく分かりました。
 
 2回生の辻本智哉くんと、森田風香さん

2回生の辻本智哉くんと、森田風香さん



 
イベント終了後も残ってワークショップのつづきが行われていたりしましたが、
このあとは駅の近くで懇親会があり、さらに学生同士、教職員同士の交流を深めました。
 
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これまでで一番多くの学生が集まった交流イベントとなりましたが、大学こそちがえ、みんな文芸を志している学生なんだなあと思うと、感慨深かったです。順番では、来年度は京都開催となる予定ですので、また楽しいプログラムを企画したいなと思います。
 
 
スタッフ・竹内
 
 
 
 
 

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2017年10月6日  イベント

【10/20 特別講義】児童文学作家・宮下恵茉さんに学ぶ!

児童文学作家の宮下恵茉(みやした・えま)さんによる特別講義を行います。
宮下さんは2007年『ジジ きみと歩いた』から現在に至るまで児童文学作品を執筆しておられ、
もしかすると、小学生の時に読んだ!という人も多いのではないでしょうか。
 
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日時:10月20日(金)17:00〜18:30予定
会場:NA412
★申し込み不要
 
講義タイトルは「書くことは生きること 〜好きなことを仕事にするには」。
誰もがいずれぶち当たる「好き」と「仕事」の関係について、
「好き」を「仕事」にしたプロ作家のお話をうかがいます。ぜひご来場ください!
 
 
 
講師プロフィール:
宮下恵茉(みやした・えま)
大阪府出身京都市在住
梅花女子大学こども学科特任准教授

第15回小川未明文学賞大賞受賞作『ジジ きみと歩いた』(学研プラス)で第37回児童文芸新人賞受賞。
『あの日、ブルームーンに。』(ポプラ社)、「キミと、いつか。」シリーズ(集英社)、「龍神王子!」シリーズ(講談社)、「ここは妖怪おたすけ委員会」シリーズ(カドカワ)など。
 
 
 
 
 
(スタッフ・加藤)
 
 
 
 
 

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