マンガ学科

2011年5月

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2011年5月27日  授業風景

金のティアラ

「金のティアラ」をみんなで目指しています。

 
そこで今日は集英社の編集長と片山あやか先生に、
特別授業をしてもらいました。

 
片山あやか先生は、第一回金のティアラ大賞を獲得したマンガ家です。
学生のお姉さんぐらいの年齢の先生でしたので、
学生にはとても刺激になったと思います。

 
片山あやか先生は金のティアラ大賞をとる前には、
少年誌で、少年漫画を描いていたこと、
美大に通っていたことなど、
マンガ家になろうとしてから、
今までの経験を振り返ってお話してくれました。

 
授業後、学生たちは現役の編集長にネームをみてもらいたいと、
なかなか教室から出れなくなってしまいました。

 
みんなすごいやる気で、教室がむんむんしていて暑かった。

 
その後、みんな影響を受けたようで
すごい勢いでマンガ描いてました。

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2011年5月25日  授業風景

吉田良先生

今日は人形作家、写真家でもあり、
球体関節人形の草分け的存在である
吉田良先生に特別授業をしていただきました。
球体人形を製作したい学生が多く、
他の学科からもたくさん学生が集まりました。
球体関節人形をすでに独学で製作している
学生は自分の作品を持ってきてました。

 
人形をつくるために製図して人間の骨格を
全身、横身と均等に描くことに、
みんな大苦戦していました。

 
二次元のものを立体にしたり、
あるいは立体のものを二次元の世界で描く。
 
学生たちと話していると
「難しいけど、すごく勉強になる」
と泣かせる言葉を発してくれました。

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2011年5月25日  日常風景

「少女たちの羅針盤」

ほとんど話題になっておらず、あまり多くの映画館で上映されていない映画です。

でも、わたしはいい映画だと思います。

特筆すべきは、大胆に省略を使った物語運びの妙(脚本)と、

ヒロインである4人の女子高生像のいきいきとした造形(演出)です。

 原作ミステリーを踏襲している殺人のトリックや謎解きには、たいして深みはありません。

ありきたりの原作を、どう面白い映画に仕上げるか。

場面が変わる度に話が飛んでどんどん進んでいく展開のテンポ良さは実に快適です。

また、少女4人がそれぞれ魅力的に描かれていて楽しめます。

ちょっとした仕草やまなざしの動きを追う細やかな演出が、少女たちの個性を際立たせるのです。

 殺人事件自体の動機や犯行方法は後味の悪いものなのですが、映画自体には清々しい青春の匂いがたちこめます。

原作を料理する映画作家の力を感じさせる一作ですね。

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2011年5月17日  授業風景

百科学

マンガ学科カリキュラムにも御尽力いただいた海洋堂の館長・宮脇修先生が百科学の授業のために本学にいらっしゃいました。

 
館長は一週間前になんと83歳のバースデイを迎えたそうです。
正直60代といっても過言ではないくらい若々しいです。

 
本学に来校したことある方なら御存じだと思いますが、校舎の階段がとてもすごいのです。
小さな子供たちも毎日元気に通ってきてますが、若い学生でさえもけっこうな階段なのです。にもかかわらず、館長はすたすたと早歩きでいかれ、追いつくのが少し大変でした。

 
授業のための原稿を見せていただきました。
これは表紙ですが、中身は写真と言葉でぎっちりでした。
学生たちに伝えたいことが明確で、私自身がとても勉強になりました。

 
海洋堂で製作されているフィギュアも持っていただき、授業以外でも学生たちと交流していただきました。

 
ありがとうございました。

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2011年5月10日  日常風景

「八日目の蝉」と「岳」

「八日目の蝉」は演出の巧さを堪能できる映画です。

前作「孤高のメス」に続き、成島出監督の腕前は安定してきました。

 

冒頭いきなり女性アップのモノローグから入るあたりは、映像的面白味に欠けて心配になりますが、

豪雨の中赤ん坊を誘拐する場面の迫力ある大胆な構図あたりから映画に引き込まれます。

 

2時間37分を息もつかせず見せ、ラストの実に潔い終わり方もお見事です。

ただ、実際の赤ん坊を使った迫真の撮影で、赤ちゃんが苦しげに泣いたり身をよじったりする場面では、

この映画とそれを見ている自分自身がこの赤ちゃんをいじめているような気がしてしまいます。

といって実際の赤ん坊なしには成り立たないのですから悩ましいところですね。

 

 

「岳」はマンガが原作です。

マンガのテーマは、命を失う危険を冒してまで人が山に登るだけの山の魅力と、

人命救助に命を懸ける山岳救助隊の隊員たちの心です。

 

マンガを読んでいるときから、登山の趣味がないわたしには、

「好きで登って、場合によっては自分のミスで遭難した人を命懸けで救う必要があるのか」

という疑問が頭に浮かびました。

 

作者もそのことは承知の上で、作品の中でそのことを納得させてくれます。

しかし、今実写の映画になり、大震災のあの悲惨な犠牲者や被災者、

それを救助する消防や自衛隊の姿を見たばかりの気持で観ると、その疑問が再度湧いてきます。

 

好きでそうなったのでもなく自分には何の落ち度もないのに津波に襲われた人々を救うことと、

好きで山に登った人を救うことの違いをどうしても感じてしまうのです。

 

もちろんどちらも貴い命でしょうが、限られた予算や人員の制約を考えると、どうしても気になります。

この映画がリアルに山の世界を描いているだけに、なおさら気になるのです。

今までのように、あらゆるところに行き届いたサービスができなくなるこれからの日本を考えるとなおさらです。

 

…と、こういうことを真剣に考えさせるのがこの映画の力でしょう。

今だからこそ、単なる山岳娯楽映画としてでなく考えさせる映画になり得ます。
 どちらも、機会があれば観てほしいですね。

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