2013年12月
2013年12月19日 イベント
インハウスデザイナーとしてご活躍されている東北芸術工科大学プロダクトデザイン学科(姉妹校)の卒業生2名をお招きし、交流会を開催しました。
株式会社岡村製作所様、株式会社トンボ鉛筆様よりお越しいただきました。
会社概要、一日の仕事の流れ、実際に携わったプロジェクトから大学生活、就職活動やインハウスデザイナーとしての心構えや楽しさなどについてもアドバイスを加えながらお話いただきました。
それぞれお話いただいた後に交流会!
学生からの質問にとても丁寧に回答いただき、次から次に質問が飛んでいました。
実際に入社試験を受けられたときに提出された課題もお持ちいただき、みんな食い入るように見ていました。
就職活動には大変なこともたくさんありますが、それぞれの目指す道を歩んで欲しいですね!
ちなみに、姉妹校との交流について・・・
京都造形芸術大学プロダクトデザイン学科は2011年に新設された学科の為、現在3回生までの在籍です。
その為、姉妹校である東北芸術工科大学プロダクトデザイン学科と積極的に交流を図っています。
これまでにも、外苑キャンパスでの共同展示会の開催、東北芸術工科大学での卒展交流などを行いました。
2013年12月15日 ニュース
1年生の素材造形の授業では、様々な素材でプロダクトの製法やモデル制作の為の技術を学んでいます.
今日は、錫を使った型取りをおこなっていました.
原型を制作してシリコン型で型取りをします.その型に熱した錫を流し込んで複製を作る、ということで一番簡単なプロダクトデザインのプロセスを学びます.
出来上がった製品は、プリミティブですが実際のプロダクトデザインのプロセスを用いて作られています.普段我々が使用する雑貨類から文房具、家電、スマートフォン、自動車など、様々な製品はこれらの方法の応用を用いて生産されていますので、この授業でデザインの基礎を学ぶことができます.
2013年12月5日 授業風景
工房であるProductFABの一角に、不思議な木製の型の様なものがあります.
これは、PD演習VIで制作中の、成形合板の型になります.
木製のイスなどで、薄い木の板を重ねたものがありますが、この授業では成形合板の製品のデザインから、その試作までを自分たちで行います.
今日はその型ができたので、実際に合板を積層してクランプで固定する作業を行っています.
指導して頂くのは、木工家具デザイナーで他の大学の先生でもある多田羅先生です.
しばらく固定したら、美しい曲面の成形合板が出来上がりますので、それをさらに加工して商品試作として自分たちのデザインを提案します.
プロダクトデザイン学科では単に形を考えるだけではなく、実際に自分たちで作ってみることで、素材ごとの耐久性や製造に無理のない形状であることなど、「商品」「製品」として成立する為の様々な条件と、使い勝手や流通の問題、美的な要素など様々な方向性からの検討を行います.
その為にも、工房などで実際に最終製品に近いモデルを制作して確認をしています.
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京都造形芸術大学は、今アジアで最もエネルギーを持って動き続ける大学であるという自負があります。
通学部13学科21コース、通信教育部4学科14コース、大学院、こども芸術大学。
世界に類を見ない3歳から93歳までが学ぶこの大学は、それぞれが溢れる才能を抱えた“プロダクション”のようなものです。
各“プロダクション”では日々何が起こっているのか。授業や取組みの様子、学生たちの作品集や人物紹介。
とどまることなく動き続ける京都造形芸術大学の“プロダクション”の数々。
そこに充満するエネルギーを日々このサイトで感じてください。