2015年2月
2015年2月25日 イベント
こんにちは、歴史遺産学科副手です。
ただいま、本学では卒業展が開催されていますが、
歴史遺産学科では、2月21日に文化遺産コース・22日に文化財保存修復コースの卒業論文発表会が行われました!!
まずは21日の文化遺産コースの発表の様子…
研究対象のジャンルが幅広いのですが、どれも歴史遺産学科ならではの切り口で取り組んでいてとても興味深く聞かせてもらいました。
学科教員や卒業展を観に来てくださった非常勤講師の先生、後輩からも質問が飛び交いましたが、皆受け答えが中間発表のときより堂々としていましたよ。
お次は22日の文化財保存修復コースの発表の様子…
実験や調査で思うようなデータが得られたり得られなかったり、それでも食らいついて卒業論文を書き上げました。
その苦労や努力を知っているからこそ、先生方も今後の研究の発展を願ってアドバイス。
皆真剣に聞いていました。
すべての発表が終了したのち、展示会場に移動して賞の受賞者を発表しました。
同級生がお互いに頑張ってきたことを知っているから、賞の発表があるたび、皆で喜びます。
最後は先生も交えて記念写真!
皆さん本当に本当にお疲れ様でした!!
発表会には両日とも、たくさんの方に来場いただきました。
この場をお借りして御礼申し上げます。
展示はまだ続きます。また、発表会の要旨集は展示会場でも御覧いただけます。
まだお越しになっていない方は是非、NA401教室へ!!
2015年2月20日 イベント
こんにちは!歴史遺産学科副手です。
本学では今週土曜日2月21日(土)から3月1日(日)まで、
「京都造形芸術大学卒業展 大学院修了展」を開催いたします。
歴史遺産学科は、4年間の学びの成果である卒業論文をパネルに仕立て、それを中心として研究関連の物品や調査の記録、模型や映像等を併せて展示を行います(会場は人間館4階401教室です)。
ご来場の皆さまにわかりやすく、親しみをもっていただけるような展示空間をめざし、学生たちが日々頑張っています。
展示のコンセプトは、「先人の足跡をたどり、新たな足跡を遺す」。
「歴史を学ぶということは、昔の人の足跡をたどるようであり、私たちの研究もその足跡を残していく行為なのでは」と、企画をすすめてくれた実行委員が考えてくれました。
今回、このコンセプトを元に会場の看板も制作しています。
看板制作のようすなどはこちらに詳しく載っています、是非御覧ください。
期間中はギャラリートークも企画しています。
2/28(土)は11:00〜、
3/1(日)は13:00〜、
どちらも1時間程度を予定しています。
また、2月21日(土)は文化遺産コース、2月22日(日)は文化財保存修復コースの卒業論文発表会が行われます。
それぞれ、10:00から人間館4階403教室で行いますので、そちらも是非足をお運びください(出入り自由です)。
それでは、先日の搬入から、会場のようすを少しお見せいたします・・・
本番まであと1日、とても楽しみです!!
皆様のお越しをお待ちしております!!
2015年2月17日 イベント
こんにちは、歴史遺産学科副手です!
後期授業もひと段落し、学内は卒業展に向けて準備の熱気であふれています。
そんな中、歴史遺産学科では秋・冬の歴史研究クラブ第4回「初めての古文書②」を開催いたしました。
今回は、2部構成です!
第1部は前回同様、顧問の坪井先生ご担当です。
古文書は書かれている内容だけでなく、形状や折り方にも意味があるそうです。
今回は実物を見ながら、その種類について学びました。
また、第2部に向け、自分たちが今いる場所「瓜生山」と、発表に出てくるお寺の場所を確認しました。
第2部は、本学科文化遺産コース3回生が1年間の授業の中で調査した成果を発表しました。
「歴史遺産学演習」の授業内容について、これまでのブログでも少しずつお伝えしてきましたが、文化遺産コースの皆さんは「寺町調査」と呼ばれる本学科特有の授業を受けています。
この授業では、実際にお寺にある古文書の調査に入らせていただくことで、古文書調査のプロセスを理解し、調査票作成・写真撮影・データベース構築などの技術を身につけることを目的としています。
今回の発表では、4つのテーマでの発表を行いました。
報告1「由緒について」
報告2「境内地の変遷」
報告3「離末関連文書から見る本寺と末寺の関係」
報告4「取定〔葬式代等について〕」
歴史研究クラブに参加してくれている高校生の皆さんにもわかりやすい説明を心がけることで、自分たち自身ももう一度振り返って理解を深める良い機会となったのではないでしょうか。
各先生からの講評、参加してくれた高校生の皆さんからも感想・質問をいただきました。
良かった点、改善すべき点などさまざまなご指摘がありましたが、今後自分たちの研究にも活かしていけるとよいですね。
高校生の参加者の皆さんにも、歴史遺産学科での授業の一端を知っていただけたのではないでしょうか。
歴史研究クラブは次回が今年度の最終回、「先輩たちの歴史研究 卒業展・修了展を歩こう」(3/1 日曜日開催)です。
2/21(土)から3/1(日)まで開催される「2014年度 京都造形芸術大学 卒業展 大学院 修了展」を、顧問の先生や先輩のお話を聞きながら一緒にみて回る予定です。
是非ご参加ください!
詳しくはコチラから
コース・分野を選択してください
京都芸術大学は、今アジアで最もエネルギーを持って動き続ける大学であるという自負があります。
通学部13学科23コース、通信教育部4学科14コース、大学院、認可保育園こども芸術大学。
世界に類を見ない3歳から93歳までが学ぶこの大学は、それぞれが溢れる才能を抱えた“プロダクション”のようなものです。
各“プロダクション”では日々何が起こっているのか。授業や取組みの様子、学生たちの作品集や人物紹介。
とどまることなく動き続ける京都芸術大学の“プロダクション”の数々。
そこに充満するエネルギーを日々このサイトで感じてください。