文化財保存修復・歴史遺産コース

【歴史研究クラブ】初めての古文書②

こんにちは、歴史遺産学科副手です!

後期授業もひと段落し、学内は卒業展に向けて準備の熱気であふれています。

そんな中、歴史遺産学科では秋・冬の歴史研究クラブ第4回「初めての古文書②」を開催いたしました。

今回は、2部構成です!

 

第1部は前回同様、顧問の坪井先生ご担当です。

古文書は書かれている内容だけでなく、形状や折り方にも意味があるそうです

今回は実物を見ながら、その種類について学びました。

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縦に折るか横に折るか・・・

また、第2部に向け、自分たちが今いる場所「瓜生山」と、発表に出てくるお寺の場所を確認しました。

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高校生の皆さんはすぐに見つけてくれました!すごい!

第2部は、本学科文化遺産コース3回生が1年間の授業の中で調査した成果を発表しました。

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緊張の面持ち

「歴史遺産学演習」の授業内容について、これまでのブログでも少しずつお伝えしてきましたが、文化遺産コースの皆さんは「寺町調査」と呼ばれる本学科特有の授業を受けています。

この授業では、実際にお寺にある古文書の調査に入らせていただくことで、古文書調査のプロセスを理解し、調査票作成・写真撮影・データベース構築などの技術を身につけることを目的としています。

 

今回の発表では、4つのテーマでの発表を行いました。

報告1「由緒について」

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報告2「境内地の変遷」

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報告3「離末関連文書から見る本寺と末寺の関係」

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報告4「取定〔葬式代等について〕」

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歴史研究クラブに参加してくれている高校生の皆さんにもわかりやすい説明を心がけることで、自分たち自身ももう一度振り返って理解を深める良い機会となったのではないでしょうか。

各先生からの講評、参加してくれた高校生の皆さんからも感想・質問をいただきました。

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良かった点、改善すべき点などさまざまなご指摘がありましたが、今後自分たちの研究にも活かしていけるとよいですね。

高校生の参加者の皆さんにも、歴史遺産学科での授業の一端を知っていただけたのではないでしょうか。

 

歴史研究クラブは次回が今年度の最終回、先輩たちの歴史研究 卒業展・修了展を歩こう」(3/1 日曜日開催)です。

2/21(土)から3/1(日)まで開催される「2014年度 京都造形芸術大学 卒業展 大学院 修了展」を、顧問の先生や先輩のお話を聞きながら一緒にみて回る予定です。

是非ご参加ください!

詳しくはコチラから

 

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