2015年3月
2015年3月29日 ニュース
暖かな日差しに誘われて、大学まで春を満喫しながら歩きました。
卒業展、卒業式と慌ただしく過ごした時間を取り戻せたような
ゆっくりとした時間を感じながら気持ちのいい一日を過ごしました。
賀茂川の水面にも春を感じます。
道端にも小さな花。
大学のさくらの木は既にさくらいろに。
さて、こども芸術学科も蕾が膨らみはじめています。
先日の卒業展には卒業生がたくさん帰って来てくれました。
それぞれの場でこども芸術学科で学んだことを活かしながら頑張っているようです。
こども芸術という領域の巾の広さを卒業生たちが
しっかりとカタチにしてくれていることを実感して嬉しくなりました。
そして、昨年訪問させていただいた広島の認定こども園「さざなみの森」の
難波元實園長から素敵な贈り物が送られてきました。
封を開けると素敵な絵本が入っていました。
絵本「おばけパーティー」
表紙には「え さほ」と書いてあります。
「さざなみの森」で保育士として頑張っている2期生の早甫さんです。
「さほさん」と子どもたちから呼ばれている2期生の明神早甫さんと
広島女学院大学を卒業した同僚の保育士さん二人が制作した絵本です。
ハードカバーの立派な絵本は本屋さんに並んでいても不思議じゃない出来映えです。
早甫さんの絵のタッチも軽やかでどこか外国の絵本のような感じです。
全ページお見せできないのが残念です。
この絵本は早甫さんが担任をしているそらの部屋の子どもたちと
発表会に向けての劇遊びのテーマや内容を組み立てる過程で生まれた物語だそうです。
「さざなみの日」…どうする?
「さざなみの日」の活動は子どもに託したこのことばの投げ掛けからはじまっています。
子どもたちに投げ掛けてから、これといった進展はなく数日が過ぎたようですが、
「ねぇねぇ、おばけパーティーはどう」と耳打ちしてきた子がいたそです。
きっと、数日一生懸命に考えていたんでしょうね。
そんな子どもの思いをタイミングよく掬い上げるのは大人のお仕事ですね。
早甫さんたちはそれをしっかりキャッチしてクラスの子どもたちに問いかけたようです。
自分たちが興味をそそられるキーワードを聞いたときの子どもたちの目の輝きが想像できますね。
活動の組み立ての過程で生まれた絵本はもちろん素敵ですが、
ドキュメンテーションを読むとその過程も素晴らしいですね。
過程があってこそ生まれた絵本だと実感しました。
少し拡大して読んでみてください。
こども芸術学科から早甫さん(明神早甫)となつきさん(高原なつき)の二人の二期生が
認定こども園「さざなみの森」で頑張っています。
難波先生にお礼の電話をしたところ、
今、二人は働きながら幼稚園の免許を取得するために頑張っているそうです。
二人のようなこども芸術学科の卒業生で広島方面で保育士をしたい人がいれば
是非、また紹介してほしいと言ってくださいました。
うれしいですね。
難波先生、ありがとうございます。
こども芸術学科は今年の春5期生を送り出しました。
まだまだ若い学科ですが少しずつ社会で芽生えの季節を迎えているように思います。
みんな、がんばって自分らしい花を咲かせてくださいね。
(梅田美代子/教員)
2015年3月25日 日常風景
みなさん、こんにちは。
今週はとても寒い日が続いています。
ようやく明日から暖かくなるそうです。春が待ち遠しいですね。
さて、3月は卒業生を見送って、
4月に新入生の皆さんを迎える準備で学内は大忙しです。
入学式で、新入生の皆さんに会えるのを楽しみにしています!
高校生の皆さんは、進路のこと考え始める頃でしょうか。
そんな皆さんに、こども芸術学科のこと、少し紹介します。
芸術大学だから、もちろんこども芸術学科でも、
色々な授業でたくさん制作をします。
そして、もうひとつ、保育と福祉のことも学びます。
幼稚園の先生や保育士さんなど、こどもと関わるプロになるために、
とっても大切な学びです。
こども芸術学科には、保育や福祉の専門の先生がおられるんです。
魅力的な授業がいっぱいで、そして、先生もとてもあったかい!
こうして学んだ知識は、作品制作にもとても生かされています。
こども芸術学科のみんなの作品は、どれもとっても素敵なんですよ。
さあ、春からは新しいスタート。
新入生の皆さんには、こ学でたくさんのことを学び、身につけ、
充実した4年間を過ごして欲しいです!
そして、高校生の皆さんとは、オープンキャンパスでお会いしましょう!
(学科事務:にしだ)
2015年3月15日 イベント
2015年3月7日 ニュース
今日は春の雨。
こども芸術大学の卒業式がありました。
そうなんです、もうすぐ、桜さく季節。
子どもたちのかわいらしい声が、なんだか懐かしかったです。
来週には、こども芸術学科の卒業生も、卒業式を迎えます..
さて、今日は卒業生の関係している展覧会と催しの紹介です。
まずは2期生の西脇大祐君が勤めているワークセンターとよなかの展覧会。
題して、
「にぎやかな春の祭典」。
もう春の訪れがそこまで!!
展覧会をみて、元気をもらいに行きましょう!
本日3/7(土)〜22(日)
11:00-17:00 木曜日休館
ギャラリーきりん舎
(京都府綾部市)です。
DMのリメイクギターを見ていると、西脇君を思い出します笑
お次は、1期卒業生の塩入友恵さんと、心山千里さんによる
「お寺で遊ぼう!! 絵本「スイミー」の世界をつくろう!」
です。こちらは、こども対象のイベントです。
4/12(日)午後2−4時 光清寺にて (京都市上京区)
ご本人たちからのインフォメーションです。
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絵本「スイミー」の世界をつくろう!3歳〜小学生(未就学児保護者同伴必)
参加費 500円
ダンボールや ペットボトル カラーセロハンをつかって海の中を表現しよう!!
プラバンでスイミーのお友達をつくろう!!
スイミーのお友達はキーホルダーとして持ってかえれます
お申し込みは
atelierfutaba@gwne.jp
参加者名 年齢 代表者連絡先をご明記の上 上記メールアドレスへ おねがいします
塩入友恵 心山知里
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https://www.facebook.com/events/1801574943400110/
より転載。
先日、心山さんがこ学研究室までチラシを持って訪ねてくれたそうです。
会えなくて残念、でもこうやって卒業生が連絡をくれたり、帰ってきてくれるのが、
学科スタッフは何より嬉しいのです。
僕も早く仕事を片付けて、展覧会に出かけたいです!!
(森本玄:教員/絵画)
2015年3月4日 イベント
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