2015年9月
2015年9月25日 授業風景
9月13〜15日に「美術館調査」の授業の合宿がありました!
京都の京北町という場所にある宿泊施設で、朝から晩までアンケートとパソコンとひたすらにらめっこをした3日間。
この合宿で、夏休み中に全国各地の美術館から続々と集まったアンケートの膨大なデータ集計を行いました。
エクセルを使った集計の方法についてのレクチャーの様子。
美術館調査の出来は、このエクセルをいかにうまく使いこなせるかどうかにかかっているといっても過言ではない!?
グループで作業を分担しながら進めていきます。
合間に休憩もいれつつ・・・zzZ
ピースサインの上地くんはじめ昨年の履修生もサポーターとして参加してくれたおかげもあり、
後期の授業開始前に作業がググンっと進みました!
この調査をまとめた報告書は来年3月頃に出版予定。
これから4ヶ月、完成を目指してがんばりましょーう!
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◎学科運営のHPでも、ASPの様子をご覧いただけます。
2015年9月20日 ニュース
おしるこは冬だけのものではない!シャリシャリの氷とあんこ、白玉のもちもちとした食感。
おしるこなのに冷たい!?これぞまさに食材革命!
学園祭、盛り上がっています!!
今日のような秋晴れの暑さにぴったりの「新感覚和風スイーツ」です。
浴衣姿のASP学科生が、みなさんのお越しをお待ちしています。
そして、アートプロデュース学科の学生作品展@NA409!
こちらも、手作りお菓子でおもてなししています~。
今回私たちは、アートプロデュース学科の取り組みを学生個人の視点や体験を通して紹介できないかと考えました。
本展は、学科紹介の場であると同時に、学生自らが自身のこれまでの作品を展示する成果展でもあります。
他の学科とは少し「作品」の形は異なりますが、私たちがこのサバイバル学科で学び、得た「成果」が作品となっています。
展示壁の後ろにまわると「裏ASP情報」の展示も!!
高校生のみなさん、これは必見ですよ!
本展をきっかけに、少しでもアートプロデュース学科、そして学生に関心を持っていただけたら幸いです。
2015年9月17日 ニュース
『美術館で働く』
13年度卒業生 佐藤暖さん
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 勤務(14年度4月〜)
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―アートプロデュース学科で学んだこと―
ACOPやARTZONE、インターンシップ、研修会の手伝い、地域プロジェクトへの参加、論文執筆などたくさんの経験をさせてもらいましたが、共通して大切だと思ったことは、「粘り強くやること」と「真摯に応えること」です。
大学にいる時も、働きはじめてからも、自分が考えてもいなかったことを突きつけられたり、それまでの姿勢や考え方では通用しなかったりして、工夫や変化を求められる場面にたびたび遭遇します。しかし、たとえ失敗したとしても、投げ出さず粘り強く続けていくと、次の手がみえてきて、周囲の人からの応援も後押しし、前進することができると実感しています。それには、ただ続けていくということではなく、相手からの要求、投げかけに対して、考え、工夫して、真摯に応えていこうとする姿勢が大切だと思います。
偉そうに書いていますが、私も怠惰な態度で失敗することがたくさんあります。だからこそ、投げ出そうとしていないか、真摯に向き合えているのか、自分に問うていきたいと感じています。
―アートプロデュース学科の在校生・これから入学されるみなさんへ―
ASP学科は、やったらやった分だけ返ってくる環境です。後輩の皆さん。逃げることがあっても、時間がかかっても、真摯に向き合ってみることで、何かしら返ってくるはずです。反対に、過去にうまくいっても、トライし続けていく姿勢がないと退化します。
これから入学する皆さん。多かれ少なかれ、同級生、先輩、後輩、先生、事務の職員さんといった周囲の人と関わらずにASP学科は卒業できません。一生関わることがないだろうと思っていたような人とも苦楽を共にし、情けないところをみられもがきながら、自分も周囲も変化していく場面に立ち会えるのは、味わい深い経験です。きっと、楽しいはずです。
(2015/4 更新)
◎学科運営のHPでは、卒業生のインタビューを掲載しています。
2015年9月16日 ニュース
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『政治家になる』
08年度卒業生 松嶋祐一郎さん
目黒区議会議員(15年度4月〜)
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―アートプロデュース学科で学んだこと―
わたしは、政治活動と芸術表現活動は同義だと考えています。生きることは表現することです。自分の考え、思い、理想を声にし、人に伝えることは政治も芸術も同じだと思います。
わたしはわたしの生き方として政治を選択しましたが、本学で学んだ、表現すること、それを共有し、人に伝えるという活動は、まさにわたしの活動の原点になっています。とりわけアートプロデュース学科で行った政治と芸術についてのわたし自身の研究は、現在の自分の政治活動の大きな糧になっています。学科の先生方が、自分の問題意識に真摯に向き合ってくれ、たくさんの助言をいただいたことに感謝しています。
―アートプロデュース学科の在校生・これから入学されるみなさんへ―
学生のときは、自由気ままにやらせてもらいました。自分が疑問に思ったり、知りたいと思ったことを、自由にとことん勉強できる環境が整っています。京都は大学が密集しているので、他大学に珍しい講義を聞きに行ったり、うちの大学にはない本を借りたりもできます。好奇心さえあればこんな楽しいところはない です。ARTZONEというギャラリーを使って自分で展覧会を企画し、オープニングパーティに俳優の井浦新さんを呼んでトークイベントをやったりしました。その気さえあればなんでもできるし、自由にのびのびと学べる環境が整っています。自分で関心のあることをとことんまで追及して、そのために大学や先生を利用して、これからの人生の糧にしてもらえればと思います。
(2015/9 更新)
◎学科運営のHPでは、卒業生のインタビューを掲載しています。
2015年9月1日 授業風景
人が人との間で生きて行く為に重要なコミュニケーション。
アートプロデュース(ASP)学科では、鑑賞者とアート作品との間に立ち上がるコミュニケーションの大切さを学ぶため、福のり子教授のもと、2004年度よりACOP / エイコップ(アート・コミュニケーション・プロジェクト)を立ち上げました。
大学としては世界で初めて、「みる・考える・聞く・話す」というコミュニケーションを基本とした鑑賞教育に取り組み、学生たちを優れた鑑賞者、そして作品と鑑賞者を結ぶ「ナビゲイター(ファシリテイター)」として育てるために、必修科目としてACOPを開講しています。
春から夏にかけて、自らが「良い鑑賞者」になることを目指すとともに、ナビゲイターとしての訓練を積み、秋には一般の方々を対象とした「鑑賞会」を実施。これまでに日本全国からのべ1,300名以上の方にACOPを体験していただきました。
さらに、ナビゲイターとして成長した2回生以上の学生は、全国の美術館や小・ 中学校に出向き、ACOPを活かした鑑賞授業やワークショップの担い手として実践を積んでいます。そして、卒業後も学校教員や美術館の教育普及担当者とし て、全国の様々な現場でコミュニケーションの大切さを伝え、実践しています。
ACOPの前期最終授業は、恒例の「仮装行列」が行われました!
今年の仮装テーマは『昭和』。
昭和から連想される人物、流行、カルチャーをもとに、イメージした思い思いのコスチュームで
普段と違う姿になって自分の殻を破ろう!を目的とした仮装イベントですが、回数を増すごとに、
寧ろみんながノリノリになっていってる気がします(笑)
1回生たちは、大学内を順々にねり歩きました。
さあ、いよいよ9月。後期の授業もみんなで盛り上げていきましょう!
ACOPなどアートプロデュース学科の授業や学科の様子を知りたい方は、以下【おしらせ】必見です!
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【おしらせ】
学生作品展開催!
9月19日(土)、20日(日)
「アートプロデュース学科ってなにしてるん?」そんな声を学内でも耳にします。
何をしているのか、どんな人がいるのかすぐにはよくわからない学科、それがアートプロデュース学科です。「よくわからない」には理由があります。その理由の一つは、形容しがたい多種多様な人間がさまざまな事柄に自主的に挑戦し、生きるための知恵とコミュニケーション能力を身につけているサバイバル学科だからです。
本展は、そんなサバイバル集団の「人間」を展示する展覧会になっています。美術鑑賞教育プログラム「ACOP」、全国の美術館の現状を研究する「美術館調査」、学生自らが企画・運営を行うギャラリー「ARTZONE」、実際に社会に出る「インターンシップ」など学科の主たる授業を一通り経験した3回生にスポットを当て、各々が学んできたことを個性あふれるエピソードを交えて展示します。加えて必見のパフォーマンスも演じられる魅力満載の空間にぜひ遊びに来てください。
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