- 2015年9月1日
- 日常風景
【授業紹介】ACOP
人が人との間で生きて行く為に重要なコミュニケーション。
アートプロデュース(ASP)学科では、鑑賞者とアート作品との間に立ち上がるコミュニケーションの大切さを学ぶため、福のり子教授のもと、2004年度よりACOP / エイコップ(アート・コミュニケーション・プロジェクト)を立ち上げました。
大学としては世界で初めて、「みる・考える・聞く・話す」というコミュニケーションを基本とした鑑賞教育に取り組み、学生たちを優れた鑑賞者、そして作品と鑑賞者を結ぶ「ナビゲイター(ファシリテイター)」として育てるために、必修科目としてACOPを開講しています。
春から夏にかけて、自らが「良い鑑賞者」になることを目指すとともに、ナビゲイターとしての訓練を積み、秋には一般の方々を対象とした「鑑賞会」を実施。これまでに日本全国からのべ1,300名以上の方にACOPを体験していただきました。
さらに、ナビゲイターとして成長した2回生以上の学生は、全国の美術館や小・ 中学校に出向き、ACOPを活かした鑑賞授業やワークショップの担い手として実践を積んでいます。そして、卒業後も学校教員や美術館の教育普及担当者とし て、全国の様々な現場でコミュニケーションの大切さを伝え、実践しています。
ACOPの前期最終授業は、恒例の「仮装行列」が行われました!
今年の仮装テーマは『昭和』。
昭和から連想される人物、流行、カルチャーをもとに、イメージした思い思いのコスチュームで
普段と違う姿になって自分の殻を破ろう!を目的とした仮装イベントですが、回数を増すごとに、
寧ろみんながノリノリになっていってる気がします(笑)
1回生たちは、大学内を順々にねり歩きました。
さあ、いよいよ9月。後期の授業もみんなで盛り上げていきましょう!
ACOPなどアートプロデュース学科の授業や学科の様子を知りたい方は、以下【おしらせ】必見です!
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【おしらせ】
学生作品展開催!
9月19日(土)、20日(日)
「アートプロデュース学科ってなにしてるん?」そんな声を学内でも耳にします。
何をしているのか、どんな人がいるのかすぐにはよくわからない学科、それがアートプロデュース学科です。「よくわからない」には理由があります。その理由の一つは、形容しがたい多種多様な人間がさまざまな事柄に自主的に挑戦し、生きるための知恵とコミュニケーション能力を身につけているサバイバル学科だからです。
本展は、そんなサバイバル集団の「人間」を展示する展覧会になっています。美術鑑賞教育プログラム「ACOP」、全国の美術館の現状を研究する「美術館調査」、学生自らが企画・運営を行うギャラリー「ARTZONE」、実際に社会に出る「インターンシップ」など学科の主たる授業を一通り経験した3回生にスポットを当て、各々が学んできたことを個性あふれるエピソードを交えて展示します。加えて必見のパフォーマンスも演じられる魅力満載の空間にぜひ遊びに来てください。