2018年7月
2018年7月26日 ニュース
いよいよ夏期コミュニケーション入学が間近に迫ってまいりました! 受験生の皆様は、体調管理も含め準備を進めていることと思います。 さてここで、大学のHPでもお知らせしている通り、キャラクターデザイン学科の入試要項についての補足説明があるのでお知らせいたします。 「京都造形の赤本&学生募集要項2019」及びwebでの入試案内にて、入試の持参物として 「筆記用具」と記述をさせていただいておりましたが、授業内容の一部修正に伴い、「着彩用具一式」を追加させていただきたく思います。 ※発表している授業内容の変更はありません。 入試当日は、 「筆記用具」「着彩用具一式」が必要となります。 着彩用具は皆さんが普段から使い慣れているもの(水彩用具、色鉛筆、コピック等のマーカー類、アクリル絵の具など)を使用していただければと思います。 なお、試験会場にも画材は一定数ご用意しております。また入試当日は、大学内の画材購買部でも購入可能です。
夏期コミュニケーション入学に関して、例年よるある質問とその回答をまとめましたので、こちらも参考にしてください。 ----------------------- Q 紙の大きさは? A B3サイズを横向きで使用していただきます。 映画やアニメーション作品を鑑賞するとき、横長の画面の中でどのように人物を配置し、地平線の位置はどこに設定すると美しく見えるか等、「構図」を意識してみてください。 ----------------------- Q 色はつけるの? A 線画だけではなく、着彩込みで完成となります。 ----------------------- Q 画材は自由? A 鉛筆の他、水彩用具、色鉛筆、コピック等のマーカー類、アクリル絵の具など、普段から使い慣れている画材を使用していただいて結構です。 ----------------------- Q 発表の方法は? A 絵が完成したらその絵をホワイトボードに貼り出して、みんなの前で「合評」を行ないます。 合評は一人2分間です。合評のコツは「結論を先に話すこと」!短い言葉で作品のテーマを語るためには自分の中で作品のテーマをしっかりと考えることが重要です。 -----------------------
2018年7月26日 イベント
こんにちは、キャラクターデザイン学科副手のモリイワです。
7月21日(土)・22日(日)の2日間にわたり、京都造形芸術大学にてオープンキャンパスが行われました。
連日の猛暑にも関わらず足を運んでいただいたみなさま、ありがとうございました!
キャラクターデザイン学科に興味を持ってくださっているたくさんの方々と直接お会いすることができ、
教職員・学生スタッフともに嬉しい2日間となりました!
入口で出迎えるキャラクターたちや壁いっぱいの作品パネルが遠くからでも目を引くにぎやかなキャラクターデザイン学科のブース!
記念撮影をする方・ワクワクした表情で辺りを見渡しておられる方など、ブースを目にしたみなさまの楽しそうな様子が印象に残っています。
それでは、キャラクターデザイン学科のことをもっと知っていただけるような展示やワークショップの数々をご紹介していきます!
ワークショップコーナー
ここでは「自分をキャラクター化してみよう」というテーマで実際にキャラクターを描くワークショップを行っていました。
来場者の方々とその場にいる学生スタッフがコミュニケーションをとりながら、和気あいあいとした雰囲気でキャラクターづくりを進めていました!
アニメーションブース
学生が作品を作る過程で実際に使ったスケッチ・絵コンテ・動画用紙といったものを展示していました。
普段テレビや映画で何気なく見ているアニメーションというものができるまで、こんなにも多くの過程を経ているのだということを知っていただけたのではないでしょうか!
また、アニメーション制作会社に就職した卒業生のポートフォリオ(作品集)の展示・ブース中央奥では作品の上映も行っておりました!
CGブース
3Dプリンター・VR体験・CG制作体験と盛りだくさんのブースになっていました。
特に3Dプリンターは日常であまり見る機会がないものなので出力の様子を興味津々でのぞき込む方も。
画面の中で作ったものが立体物として出てくるなんて不思議な光景ですよね。
VRは私も体験させてもらいましたが映像内のキャラクターが話しかけてきた時の「そこにいる感」がとてもリアルでした!
キャラクターイラストブース
在学生や就職してキャラクターデザインのお仕事に携わっている卒業生のポートフォリオを展示していました。
ポートフォリオにはその作品に対する制作意図なども一緒に書いてあるので「キャラクターづくりとは?」という部分を考える参考になりますね!
また、クオリティの高い作品が揃っていることもあり、思わず「プロみたい……!」とつぶやく高校生の方もおられました!
ゲームブース
学生が企画・デザイン・プログラミングまで行ったゲームが遊べるブースになっていました。
初めは緊張した様子でイスに座った高校生も、ゲームを始めると夢中になって遊んでいて楽しそうでした!
そんな様子につられてか、いつの間にか人だかりもできていましたよ!
相談ブース
先生方とはもちろん、今回はキャラクターデザイン学科の学生ともお話ができるようになっていました!
授業や学生生活のことをいままさに学生として過ごしている先輩たちから聞いて、学科のことをより身近に感じていただけたのではないかと思います。
また、今回は大雨の影響で中止となってしまった7月上旬の体験入学の代わりとして、
急遽オープンキャンパスにて1日2回の体験講座を行いました!
太木先生による体験講座「キャラクターの理解を深めよう!」では
いままで知っているようで知らなかったキャラクターを作るうえで必要な考え方や、
コミュニケーション入学に向けた対策などが行われました!
受講してくださった高校生のみなさん、キャラクターへの理解が深まったでしょうか…?
この講座で得たものをぜひコミュニケーション入学で活かしていただきたいです!
ご来場いただきましたみなさまがこのオープンキャンパスでひとつでも多くの発見や新たな目標を持って帰っていただけたのであれば幸いです!
コミュニケーション入学に申し込んでくださった方は8月にまたお会いしましょう!!
夏期コミュニケーション入学WEB申し込みはこちら
(受付期間:8月1日(水)17:00まで)
2018年7月15日 ニュース
こんにちは!キャラクターデザイン学科3回生の井上 雅崇(西の京高等学校出身)です!
最後のブログは今回の研修旅行のチームリーダーでもありました自分が務めさせて頂きます。
さて、今回自分達がわざわざフランス研修に来た理由はずばりパリで毎年行われているJAPAN EXPOです!
今年はフランスと京都の友好都市160周年という記念の年でもあり、ますますの盛り上がりを見せていたように思います。
JAPAN EXPOへの参加は我がキャラクターデザイン学科としては4年目の参加でした。
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会場入り口での集合写真。
今回、学科としての出展テーマを「キャラデクリエイターズ・マルシェ」とし、
我々キャラクターデザイン学科のクリエイターを海外に発信する事を目的にJAPAN EXPOに出展しました。
「制服」をテーマとしたオリジナルキャラクターの人気投票なども行い、4日間で1000人以上の方に協力頂く事が出来ました!
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キャラクター投票の様子
結果として、数多くの現地の方々にクリエイターズの作品を触れてもらえる機会になったと考えています。
名刺などの配布物やポストカードや缶バッチなどの販売物も当初予定していたよりも多くの人に手にとってもらえたと考えています。
そしてなんといっても我がキャラクターデザイン学科の名物と言っても過言ではない似顔絵!
昨年までは人が多すぎてお断りさせてもらう事も少なくなかったのですが、今回は価格設定を1から見直し、クォリティに見合った価格に設定しました。
結果としてはこちらも大盛況!前年度まで以上の売り上げを達成することが出来ました!日本で作ってフランスに持ち込んだ、
キャラデグラムも記念撮影スポットとして、たくさんの反響を頂きました!
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キャラデグラムで記念撮影!
土曜日に行ったステージパフォーマンスも沢山の方々に参加してもらう事が出来ました!
パフォーマンスとして新たに、書画カメラを使って似顔絵を描いている工程の撮影を行う事によって、より興味を持って頂けたと思います。
ステージ後の動員数は2倍以上になったと感じました!
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ステージパフォーマンスの様子。
JAPAN EXPO以外にもパリの市内研修にも足を運びましたが、いつもテレビで見ていた光景が目の前に広がっているのを見るととても感動しました…!
(詳しい内容は後輩達が綴ってくれているのでそちらをご覧くださいませ…!)
7月3日から始まったこのフランスへの研修旅行ですが、気付いたらあっという間に1週間が過ぎ去っていました。
自分はというものの、今回が初の海外研修だったので、右も左も分からず、どこでもかしこでも辺りをきょろきょろ見渡してしまいました(笑)
この研修で沢山の事を学んで、沢山の事を体験出来たと思います。
このチームのリーダーを任されたプレッシャーも大きかったですがそれ以上に得るものも大きかったです!
今回このようなプロジェクトに参加する機会を頂いた先生方や、それを支えてくれた家族や旧友達には、感謝してもしきれません。
本当にありがとうございました!
以上、3回生井上がお送りしました!merci!!
2018年7月14日 ニュース
こんにちは!
キャラクターデザイン学科2回生の村上(大阪女学院高等学校出身)と西村(大阪市立工芸高等学校出身)です。
JAPAN EXPOのためフランスに滞在して3日目、私たちはJAPAN EXPO初日に会場へ。
メンバーの半分はこの日は研修旅行で美術館や古着屋さんに行きました。
初日だからか会場には適度に人がいて、大いに賑わっていました。
何より驚いたのがコスプレの自由度!キャラクターが違う作品の衣装を着るいわゆるクロスオーバーなコスプレや、フリーハグなども多く見られました!
たくさんの人がキャラクターの名前を呼ぶと手を振ってくれて、見てるだけでこちらもとても楽しかったです。
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キャラクターデザイン学科ブースの様子
キャラクターデザイン学科のメイン会場で行っているのは、その場でうちわや色紙に描く似顔絵。
フランスでは街中でも会場でもごく普通に似顔絵を描いていますが、
キャラクターデザイン学科がするのはキャラクターデザインっぽい似顔絵、ということで平日ながらもたくさんの人が訪れてくださいました。
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似顔絵に来てくれたお客様と村上
4日目は昨日会場に行った人達で研修旅行に行きました。
私たちの班はノートルダム大聖堂やサントシャペル、ルーヴル美術館のモナリザなど有名どころはもちろん、
セヌリエ(フランスの画材屋さん)やマルシェなどのちょっと普段では行かないようなところも訪れました。
有名なところが素晴らしいのは言わずもがなですが、マルシェではハンドメイドの作品がたくさん販売されていて、
言葉が通じないにも関わらずとても優しい方ばかりでした!
JAPAN EXPOに限らず商品を売るという時に参考になりそうなものが沢山あり、思わぬ収穫となりました。
特に日本大好きなおじいさんの作る牛皮のブックカバーはひとつひとつの模様が手打ちらしく、
真心のこもった商品とそれを売る技術というのはとても素晴らしかったなと思います。
(日本人だからと写真もOKしていただけました!)
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画材屋さんの様子
何故かこの日は夕食がイタリアンでした!
(とっても美味しかったです!特にトリュフの生パスタ最高でした!!)
明日からはとうとう休日になり、JAPAN EXPO会場は非常に混雑が予想されています。全く未知の領域なのでどうなるか期待と不安でいっぱいです。
それでもキャラクターデザイン学科や京都、日本の良さを伝えるために精一杯頑張りたいと思います!
西村は話す前に寝てしまったので村上が失礼しました!
2018年7月9日 イベント
こんにちは。副手の今です。
6/29(金)3限目に映画監督でキャラクタ―デザイン学科の客員教授でもある北村龍平先生に特別講義を行っていただきました!
北村先生には多忙の中、毎年キャラクターデザイン学科に来て特別講義を行っていただいています。
今年は最新作「ダウンレンジ (2017年)」の制作秘話を聞かせていただきました。
「ダウンレンジ」は世界各国で公開されている話題作で、いよいよ9月より日本でも公開されます!
また、北村先生の映画・作品づくりに対する熱い想いも聞かせていただくことができました!
「アイデアを出し続けなければいけない。出ませんでしたという選択肢はないと思って日々考える。」
「つまらないものでも作り続けているやつのほうが何もしないやつよりずっといい」
「作品づくりを続けるにはモチベーションを持ち続けられるかどうか。
自分の心に自分自身で油を注ぎ続けなければいけない。」
「アイデアを出すには好きなものだけではなく、とにかく色々なところから情報を得る。」
「作品作りは結局人と人、人間力が大切。」
「好きなことをやっているのなら頑張ることは”あたりまえ”
つくることは息をするのと同じ感覚。」
などなど心に刺さるお言葉が多くありました。
作品を作り続けるだけではなく、こんなにも熱い想いを持って映画を制作されている北村先生のお話は、
作品をつくるすべての学生にとって貴重な時間となりました!
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北村龍平先生と村上先生、受講した学生と教員のみなさん
北村龍平先生の劇場映画最新作「ダウンレンジ」の予告編はこちら!
お忙しい中、本当にありがとうございました!!
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京都造形芸術大学は、今アジアで最もエネルギーを持って動き続ける大学であるという自負があります。
通学部13学科21コース、通信教育部4学科14コース、大学院、こども芸術大学。
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とどまることなく動き続ける京都造形芸術大学の“プロダクション”の数々。
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