こども芸術学科

尾池和夫学長の著書に挿絵掲載|こども芸術学科ニュース

京都は盛大な祇園祭も過ぎ、いよいよ暑い夏を迎えています。

こども芸術学科の学生達も、期末レポートやら合評前の制作追い込みやらで昨日も遅くまで制作室で頑張っていました。

 

さて、ニュースと呼ぶにはだいぶ時間が経ってしまいましたが、今年度から学長に就任された尾池和夫先生が「俳景(四)洛中洛外・地球科学と俳句の風景」を出版されました。

 

第24代京都大学総長も務められた尾池先生は、今や京大名物となった「総長カレー」の監修をされたことでも有名です。その尾池先生の御本に掲載する挿絵の一部を、こども芸術学科4年次生の伊藤飛鳥さんが描かせていただきました!

 

その御本、こんな感じに仕上がっています。

 

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報告に来てくれた4年次生の伊藤さんに話を伺いました。

 

尾池学長からは、描く前と描いた後にそれぞれ夕食会を開いていただき、挿絵を担当する学生全員を招いてお話しする機会をいただいたそうです。

 

伊藤さんが描いたのは鉛筆画。学長の俳句に合わせるように花を描いてみたが、ミカンやコーヒーカップを選んで採用していただいたのが意外だったとのこと。

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でも、このようなチャンスを頂けたおかげで、卒業制作では自分の出身地である生名島(いきなじま)の風景を描こうと思うきっかけとなったそうです。

 

伊藤さんの出身地、生名島で取材したスケッチ群の一部を紹介します。

 

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尾池先生、過日は学生と「朝ご飯を食べる会」も開いていらっしゃいました。食事を共にすると、和みながら色んな話が出来ますから、伊藤さんも尾池先生とお話し出来る貴重な機会をいただけたのではないでしょうか。

 

(森本玄:教員/絵画)

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