- 2020年8月21日
- 日常風景
授業紹介「ファッションデザイン演習Ⅲ」
こんにちは、空デ研究室です。
今回は、先日行われたファッションデザインコース3回生の授業「ファッションデザイン演習Ⅲ」の風景をご紹介いたします。
この授業では各学生が架空の「ブランド制作」に取り組みます。
単に服やファッションアイテムを作るだけでなく、ブランド名からロゴ、その根底にある「ブランドが目指す理念」や広告展開まで、「ブランディング」を含めた全ての要素を考えていくのが「ブランド制作」なのです。
今週の授業ではzoomを介してそれぞれの自宅等からプレゼン(合評)が行われました。
こちらは大量に廃棄され問題となっている、衣服に使われる布の「切れ端」を再利用したブランド。
透ける素材と組み合わせることにより、独特の模様を表現しています。
こちらのアイテムには空き缶の「プルタブ」が使われています。
元がアルミ缶だったとは思えないほどオシャレなデザインで、教員からも高評価でした。
こちらはブランドが広告展開の中で使うDM(ダイレクトメール)。
害獣として駆除された熊の毛皮を使ったブランドということで、ハガキに空いた穴が熊の駆除に使われる「銃弾」を彷彿とさせるデザインとなっています。
いよいよ前期も終わりに差し掛かっています。学生の皆さんにとっても大変な数か月間だったかと思いますが、今回紹介できなかった作品も含めて、課題制作に対する熱意は全く失われていないことを感じることができました。
これからも機会があれば授業紹介の記事をアップしていきたいと思います。
それでは、暑い日が続いておりますので体調にはくれぐれもお気をつけてお過ごしください!