写真・映像コース

【写真・映像コース】8/28,29「体験授業型OC」へのご参加ありがとうございました!!

こんにちは

美術工芸学科 写真・映像コースです。

8月28,29日に開催いたしました体験授業型OCにご参加頂きありがとうございました。

写真・映像コースの体験授業では、事前に撮ってきてもらった写真を持ち寄り、組み合わせて

そこから生まれる新たなストーリーや共鳴を体験する授業を行いました。

 

題して「イメージを連ねる」

写真は1枚だけで成立するものもあれば、組み合わされて表現されることもあります。

映像に関しては複数のイメージや時間が連なることで初めて作品になると言っても過言ではありません。

皆さんに場所、時間、季節、対象が異なる写真を持ち寄ってもらい、組み合わせることで、写真から見えてくる物語や既存の物の見方から離れる思考を養う体験授業を行いました。

 

「イメージを連ねる」の大まかな流れを紹介します。
①挙手制で自分の写真から最初の1枚に相応しいと思う写真を選ぶ。
複数枚上がった場合は、どの写真がいいか多数決で決める。
②次に、2枚目に来ることが相応しい写真を①と同様に自分の写真から選ぶ。(挙手制)
③3枚目以降も同様に続けていく。
④制限時間に近づいてきたら、最後の一枚を決める。
⑤最後に作品タイトルをつける。

といった内容です。

 

では、早速最初にふさわしいと思う写真を1枚立候補してもらいます。

多和田先生が、写真1枚1枚丁寧に写真の状況を説明し、初めの1枚にどれが相応しいか皆さんに考えてもらっています。

1枚目なので、どの写真で進めていくか選ぶのが難しいですね・・・。1枚目が決まったら2枚目の写真を立候補してもらい、多数決でどの写真が良いか決めていきます。

ここで気付くのが、2枚目が出てくると1枚目の見方が変わること!

多数決で写真が選ばれるため、自分が想像している方向に進んでいかず、むず痒い。しかし、またそれも面白い!

「隣に並んでいる写真とは色味や、写されている物の意味など全く正反対の写真が来ても面白い。今回の『イメージを連ねる』は、写真集の制作や映像編集を考える際にも、参考になる考え方です。」と話す髙橋先生。

視覚的なイメージを扱うコースならではの体験授業ですね。

 

さて、そろそろ終わりの時間が迫ってきました。どういう終わりにするかを考えながら進めていきます。

ここで時間が来てしまい、最後はタイトルをつけて終了です。

写真の連なりを編集する難しさや、思い通りにいかない結末は、とても刺激的な経験だったと思います。

8月28日と29日合わせて4回の体験授業を行いました。4回全てをご紹介したかったのですが、割愛させていただきました。

ご参加してくださった皆さん、誠にありがとうございました。

 

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