- 2021年12月21日
- イベント
【1day!!芸大体験】体験授業レポート
こんにちは。情報デザイン学科研究室です。
12月18・19日に開催された「高校1・2年生のための、1day!!芸大体験」にご参加くださったみなさま、ありがとうございました☺
ビジュアルコミュニケーションデザインコースとイラストレーションコースの体験授業の様子を今回はお届けします。
✍18日のビジュアルコミュニケーションデザインコースの体験授業は「デザインの第一歩!少ない要素でミニグラフィックポスターを制作しよう」として、丸・三角・四角・文字のスタンプを使用し ミニグラフィックポスターを制作しました。
さて今回の授業で作成するデザインのテーマは【暖かい】です。
まず、テーマを元に要素を使って自由にスケッチを行います。
次に、渡邉先生からグラフィックデザインを作成していく上で重要な「余白」についてのレクチャーをしていただきました。
それでは、【暖かい】にまつわるキーワードを書き出して書き出していきます。
お鍋、こたつ、太陽、セーターなどなど…
そして、書き出したキーワードを元に、要素を組み合わせたラフスケッチという下書きを考えていきます💭
A4の白紙へ要素を加えることで“余白”を生み出していきます。
本当に伝えたいことを伝えてられるように要素はなるべく少なくそぎ落としていきます。
それでは、スタンプをアラベールホワイトという用紙へ押していきます。
渡邉先生の「大丈夫!」という声で皆さん失敗を恐れずどんどん進めて作っていけましたね。
最後は出来上がった作品をグループ内でプレゼンします。
ワークを通してでてきたアイデア/デザインをどうやってグラフィックデザインを作ったのか、自身の言葉を使って説明していきます。コミュニケーションを通して初めて会った人たちといろんな考えをシェアしていきます。
今回はグラフィックの技法である「余白」「要素」を見て制作することで、デザインの見方や考え方を体験いただきました。
どのポスターも、じんわりと温かい雰囲気に包まれていて、飾りたくなるデザインでした🤗
✍19日のイラストレーションコースの体験授業は「スキルアップ!イラストレーション 」として、決められたモチーフを様々な描き方でドローイングしていただきました。
まずはとんぼせんせいからから、ドローイングについてのレクチャーをしていただきました。
ドローイングはいろんなとらえ方がありますが、今回のワークショップでは線描にクローズアップして、線描の作品を参考に挙げながら、説明されました。
その後、モチーフを発表!今回は「モナ・リザ」です!
配布された紙にいろんな描き方でモナ・リザを描いていきます。
まずはペンの細い方を使って、8分でモナ・リザを描きます。
モチーフを描いていく上で、そのモチーフ(モナ・リザ)の各パーツの距離が大切とのこと!
目と鼻の距離、胸と手の距離、縁から輪郭の距離、、、とモナ・リザのパーツの距離を大切にしながらも限られた時間内で描いていきます。
ただしモナ・リザに似ているイラストが良いイラストではないので、要注意!
太い方のペンを使って描いたり、利き手とは逆の手で描いたりと、普段しないような描き方で描いていくと、いつもとは違う自分の絵が見えてくるのではないでしょうか?
定規を使って描く方法も実践していただきました!
また30秒や1分という超短時間でもトライ!
枚数を重ねてきただけあって、みなさんササッ!とモナ・リザをとらえていきます🎨
定規にペンをくくりつけてトライ!
思い通り動かないペンをみなさん器用に動かしていました👏
最後に今まで描いてきた方法から1つ選んで、トートバッグにモナ・リザをデザインします。
うまくいった方法で、もう少しやりたかった方法で、おのおの取り組んでいただきました。
今回は大学の授業と同じくらいの時間をかけて、モナ・リザを通してイラストをデザインしてイラストレーションへ繋げることを体験していただきました。
とっても個性的な作品が完成し、見ている私たちも盛り上がってしまいました!
次回、2月のイベント「京都芸術大学の卒業制作展を見に行こう!」となります!
開催日時:2月12日(土)、13日(日)10:00~16:00
80,000㎡を超える広大なキャンパス全体をつかい卒業展が開催されます!
自由で大胆な発想の作品がずらり!
卒展を自由にまわって、入学後の自分をイメージしてみましょう!
事前予約制となっています!
また専用サイトが公開になりましたら、こちらでも案内しますが、
ぜひ大学ホームページをチェックしてくださいね。
またみなさまにお会いできるのを楽しみにしています。