こども芸術学科

ニュース

  • LINEで送る

2013年12月7日  ニュース

卒業生、真っ白な保育園バスに描く!│こども芸術学科ニュース

こども芸術学科のある地心館周辺は、今、紅葉がきれいです。例年と比べると今年は少々遅い目でしょうか。でも、京都の紅葉は赤い色が特別なように思います。

 

さて、先日のBゼミ時間に、こども芸術学科1期卒業生の塩入友恵さんがひょっこり訪ねてくれました。なんと卒業してから2年ぶりの訪問です。大学近くのgallery & cafe「万朶花(ばんだのはな)」で、個展が始まったので、DMを持って知らせに来てくれたのでした。

IMG_6598

 

塩入さんはこども芸術学科を卒業した後、アルバイトをしながら似顔絵を描いたり、お絵描き教室を開いたり、活発に活動を続けています。

塩入さんは、以前の卒業生リレーメッセージにも登場していますよ。
http://www.kyoto-art.ac.jp/production/?cat=4&author=13

個展の案内をいただいたからには見に行かねば。ということで、行って来ました!

ちょっと紹介します。

 

塩入さんの今回の個展は、保育園バスの原画&写真展。縁あって、新潟にある保育園のバスに絵を描くことになりました。

IMG_0410

依頼されたこのバス、真っ白けで、雪なんぞ降ろうものなら溶け込んでしまいます(笑)。

 

IMG_0420

原画は原寸大で、絵の具で描かれていますが、実際にはA3の大きさに分解し、スキャンしてから画像を合成し、大きなシールにしてバスに貼り込んだそうです。手が込んでいます。

IMG_0406
現地の新潟に1週間ほど滞在し、保育園のホールを借りながら制作しました。
保育園の活動中に描いていると、子どもが塩入さんの隣にレゴブロックをもってきて、おもむろに床を擦り始めたそうです。

塩入さん、最初は理解できずに「何してるん?」と聞くと、
「お姉ちゃんみたいに絵をえがいてるの」と.. !

そんな子どもの反応が嬉しかったそうです。滞在中には、ワークショップも行いました。

IMG_0409

 

IMG_0408

子ども達とふれあいながら、風の色ってどんな色?バスの声ってどんな声?と反応を伺いながら、クラクションを鳴らしてもらったり、エンジンをかけてもらったり。
絵の具に慣れていない子ども達なので、絵の具を混ぜることに夢中になってどんどん暗くなってしまったとのこと。助けて〜と子ども達から悲鳴が上がったそうです(笑)。IMG_0407

原画の設定は、副園長さんと相談しながら考えました。こんなのがあったらいい、という色んな発想を提案していただいたそうです。たとえば、バスが走るときには風が起きるから、そのながれを利用して欲しいとか、子どもが見つけて楽しいものを入れて欲しいとか。

 

実際に縁の下に住んでいるネコや、カナヘビがいることを子どもたちに教えてもらって、描いたそうです。そして、舞台は空でも海でも山でもあるような、絵でしか出来ない空間になりました。

IMG_0419 (1)IMG_0413

バスには鍵盤も描かれていますが、園児達は皆、「チョコレートアイスがいっぱい!」とはしゃいだそうです。実は、子どもだけでなく、園長先生にも、「塩入さん、なんでチョコアイスがいっぱい並んでいるの?」と尋ねられたとか??

IMG_0424

遠い新潟県の保育園をつなげてくれたのは、学生時代に新大宮商店街で学生が作るお祭り「そらたね祭」に参加したときの縁。似顔絵やイラストの路上販売をしていたときに知り合った、新潟県出身のミュージシャンの方から紹介していただいたそうです。

IMG_0404

塩入さんが卒業して2年、笑顔もステキないい顔に。学生の時より頼もしくなってました。
また、何かやるときには、ぜひこども芸術学科研究室を訪ねて来て下さいね!

 

この塩入友恵さんが取り組んだ、保育園バスの原画展。
只今、大学近くの万朶花で開催中です。

12月14日まで!
興味を持ってくれた皆さんは、お見逃しなく!

 

20131127181612_ページ_1 20131127181612_ページ_2

 

(森本玄:教員/絵画)

関連記事

<306307308309310>

コース・分野を選択してください

BLOG

過去の記事

LINK


トップページへ戻る

COPYRIGHT © 2013 KYOTO UNIVERSITY OF ART AND DESIGN

閉じる

ABOUT

京都造形芸術大学は、今アジアで最もエネルギーを持って動き続ける大学であるという自負があります。
通学部13学科21コース、通信教育部4学科14コース、大学院、こども芸術大学。
世界に類を見ない3歳から93歳までが学ぶこの大学は、それぞれが溢れる才能を抱えた“プロダクション”のようなものです。

各“プロダクション”では日々何が起こっているのか。授業や取組みの様子、学生たちの作品集や人物紹介。
とどまることなく動き続ける京都造形芸術大学の“プロダクション”の数々。
そこに充満するエネルギーを日々このサイトで感じてください。