こども芸術学科

冬のクリスマスお楽しみ会

気持ちいい晴れ間が広がった先週の土曜日、今年もこども芸術大学のフロアで、地域の子ども達に恒例「冬のクリスマスお楽しみ会」が行われました。

http://www.piccoli.jp/event/xmas13/

だしものは、じゃーん、
劇:「おたのしみステージ」 (こども芸術学科学生有志)
歌:「うたぶがこども芸大にやってきた!」(<うたぶ>のみなさんとこども芸術大学お母さん有志)
工作会ワークショップ:「かみであそぼう」(ピッコリースタッフ)

と、こんな感じで盛りだくさんです。

こども芸術学科では、毎年有志学生が集って、地域の子ども達に出し物をしています。今年はキリストの誕生をテーマにした「おたのしみステージ」と、本学児童図書館ピッコリースタッフの大橋さんが進行をつとめる工作会のサポートを行いました。

劇の前、カメラを見つけるとすぐポーズ、強者達です。

劇の前なのに、カメラを見つけるとすぐポーズ、さすがこ学の強者達です。

こども芸術大学の子ども達とお母さん、そして、地域の親子がたくさん集まってくれて満員御礼です。 ワイワイがやがや、子ども達も何が始まるかとちょっと興奮気味のなか、スタート。

 

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こ芸のお母さん二人によるピアノとフルートの合奏で幕が開きました。こ芸には多芸多彩なお母さんがいらっしゃいます。演奏もステキでした。

 

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そして、お次はこ学学生による劇。こども芸術学科の2年次、関根俊介君と赤木彩さんの司会です。二人の掛け合いもなかなかのものです。手遊びで子ども達の興味をうまく「おたのしみステージ」に引きつける関根君と赤木さん。さすがこども芸術学科の学生です!

手遊びの導入が見事だったので、後で聞くと、乳児保育の大橋喜美子先生からつい先日教わった、直伝の技だそうです。しっかり実践に活かしています!

 

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そして、幕が開きました!

しばし、画像でお楽しみ下さい。

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写真 1

舞台袖のナレーションも大切な役です。

劇が終わってから関根君に今回のことを聞いてみました。
学生達がこのイベントの準備を始めたのは11月下旬になってから。なんと1ヶ月もない中での本番でした。1年次生と2年次生がコアメンバーですが、時間が合わずなかなか集まれなかったとのこと。でも、何とか時間を作ってみんなでクリスマス関係の絵本を持ち寄り内容を相談するところから始めました。

 

出来るだけ予算をかけずに運営するため、衣装は出来るだけ各自で持ち寄りました。ヒツジのかぶり物は1年次生が手づくりしたそうです。小道具では、飼い葉桶や大きな星、東方三博士がマリア様に渡す宝箱を作りました。
劇に初めて挑んだ学生さんもいて、なかなか息が合わなかったけど、練習を重ねて最後は上手くまとまったとのこと。
関根君は、夏休みの地蔵盆のイベントとこのクリスマスお楽しみ会に1年次生のときから参加しています。今回は通算なんと4回目だそうです。もうベテランですね(笑)。

 

劇の後は京都造形芸術大学のサークル〈うたぶ〉の皆さんがステキなコーラスを聴かせてくれました。

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そして、途中で会場がざわめくので、何かと思ったらサンタさんも登場!

 

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サンタさんも絶好調(笑)!

こ学の3年次、岡崎実果さんも指揮をこなすなど大活躍でした。

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そして、工作会ではピッコリーのスタッフ、大橋さんが画用紙で作るクリスマスツリーを子ども達に向けて説明してくれました。子ども達は、それぞれのアイデアを加えながら頑張って作っていました。こ学の演劇メンバーが、衣装もそのままに子ども達のサポートに当たります。

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こ学の学生達の、普段の授業中とはまた違った表情。一生懸命工作したり、見て見て!と完成作を持ってくる子ども達に接するなかで、自然と浮かぶ優しい笑顔が、とてもステキに見えた一日でした。

 

学生有志の皆さん、お疲れさまでした!

 

(森本玄:教員/絵画)

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