キャラクターデザインコース

4月24日（水）と25日（木）、人間館ラウンジにてアナログゲームの展示＆試遊会「Let’s PLAY！」を開催しました。

これは一年次の基礎授業「ゲーム制作基礎」の後期最終課題としてグループで制作したアナログゲームとなります。

授業名が「ゲーム制作」となっていますが、ゲームの作り方を教えたり技術指導は一切行わず、「あそび」の哲学について深め、なぜ人が面白いと感じるのか、その体験デザインについて学ぶ授業となっています。
今回の課題では、15分以内で遊べるもので、遊びながらどのような対話が生まれるかを想定してゲームをデザインすること、予算は0円、スケジュール死守なので実現可能なワークフローを自分たちで見つけ出すことを条件に制作を行いました。

初めてのグループワークで、ゲームをつくるのも初めて。ウルトラファクトリーでパーツをつくるグループもあれば、100均で買いそろえたものを組み合わせて新しい素材をつくったりと、皆一様に工夫をしていました。

今回の展示会を立案したのは植木ゼミ所属の多田紗菜さん。
「せっかくクォリティの高い作品ができたので、もっと多くの人に遊んでいただきたい」という理由から今回のイベントが動き出しました。

会場には8作品が出品され、戦略系ゲームや対話ゲームとバリエーション豊かな作品が並びました。
ゲームは誰かに遊んでいただいて初めて完成します。どのように思考させ、どんな対話を生み出すのか。遊んでいるプレイヤーの表情を見ながら、自分たちが成し遂げたことを見届けたのでした。