環境デザイン学科

5/11 ミニOC『コケニワにはなにがある?』へのご参加、ありがとうございました!

みなさんこんにちは、環境デザイン学科です!

突然ですが…

みなさん日頃コケを意識して生活したり触れる機会はありますか?なかなかないかと思いますが、意外と身近に存在している植物なんです!

お水が大好きで湿気の多い環境にいるイメージではありますが、日陰や木の幹、岩の上にも密かにいます。もし乾燥をしてしまっても他の植物とは違いまた生き返りますし、土から離れてもコケ同士を割いても生きていられる蘇生力の強い植物なんです💡

 

そんなコケを使って、先日行われた高校1・2年生を対象としたミニOCでは『コケニワにはなにがある?』というテーマで、手の上に乗る小さなニワを作りました。

今回は、瓜生山から取れたホソバオキナゴケ(別名:饅頭コケ)と石、土、寒水砂*を使ってコケニワ空間を設計します。

*寒水砂…盆栽や造園に使われる白色の砂です。特に和の庭園で雪が積もったような風景を演出するために使用されます💡

 

日頃の授業内容には含まれないニワや庭園を造るうえでの細かなポイントや、スケールについて長谷川先生と河合先生からレクチャーを受けて早速作業開始です☞

使いたいコケ🌱を見つけ出し…相性の良い石🪨を探し小さな世界へと落とし込みます。

 

皆さん着々と作業を進めていく姿が印象的でした。集中力がすごい…!

 

360度色んな角度から情景*を想像し、どこにコケを置いたら良いのか、石を置いたらどのように見えるのか…この空間に人模型を入れたらどんなストーリーが生まれるのか。また、空間全体のバランスを見て詰め込みすぎていないか、細部ばかりに気を取られず全体をちゃんと見られているか…。考えることが多くて少し大変だけど、面白さもたっぷりです✨

*情景…人間の心の働きを通して味わわれる、景色や場面のことです。

最後は外に出て記念撮影を!

 

短い時間でしたが、みなさん工夫を凝らして作業を進め、ミニマルなコケニワ設計を完成させることができました👏

スケールが小さくて繊細な作業だったかと思いますが、個々のストーリー性があってとても素敵なコケニワばかりでした!(^^)!

もちろん完成したコケニワはお持ち帰りできるので、環境デザイン学科オリジナルステッカーと共にお家へ🏠

 

レクチャーで得た知識─石の使い方や見方、苔の魅力─などを活かしつつ、自分の目と手で作品を生み出す中で、これまで気づかなかったような新しい世界に出会えていたら嬉しいです😁

 

改めまして、ミニOCに足を運んでくださった皆さま、そして私たちの授業に参加してくださった皆さま、本当にありがとうございました!

また皆様にお会いできるのを楽しみにしております🌻

 

 

次回のイベントのお知らせ📢

\\体験授業型オープンキャンパス//

5月31日(土)と6月1日(日)

イベントサイトぜひご覧ください!

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

https://www.kyoto-art.ac.jp/opencampus/oc05-31_06-01/

 

環境デザイン学科では

建築マンガ〜空間のストーリーを想像してみよう〜

をテーマとし、漫画を通して構造やスケール感を意識した授業を行います!

実は、環境デザイン学科の卒業生から『週刊少年ジャンプ』の表紙を作画担当として飾ったりもしています!(一つ前のKUA BLOGをご覧ください!)

新たな発見や出会いがあるかもしれません。建築に興味がある方、漫画が好きな方、絵を描くのが好きな方など、皆様のご参加をお待ちしております😊

 

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日頃の活動やイベントなど更新しているのでぜひ覗き👀に来てください!

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