- 2026年5月11日
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4年生・古谷弦大さんのシナリオが「第35回(2025年度)新人シナリオコンクール 特別賞 大伴昌司賞」を受賞しました!
こんにちは、文芸表現学科です!
文芸表現学科・4年生の古谷 弦大さんのシナリオ『ヤクザ依存』が、第35回(2025年度)新人シナリオコンクール 特別賞 大伴昌司賞を受賞しました🎉
〈新人シナリオコンクールとは〉
新人シナリオコンクールは、昭和26年、日本で最初のシナリオコンクールとして「新人映画シナリオコンクール」の名称で発足しました。
その後、昭和37年に「新人テレビシナリオコンクール」が発足しましたが、平成3年に両コンクールが統合され、現在の「新人シナリオコンクール」として運営されています。
平成23年度にはシナリオ講座の学内コンクールである「大伴昌司賞」が統合され、新たに「特別賞 大伴昌司賞」が設置されました。
〈大伴昌司賞とは〉
大伴昌司氏は、シナリオ研究所を卒業後、映像界で活躍されながら36歳の若さで夭折されました。
その御母堂の故・四至本アイ氏の御意志により、1987年にシナリオ作家協会の後進育成事業参加者の作品を世に発表すべく創設された賞です。
第24回までは学内コンクールとして運営し、井上由美子氏、武藤将吾氏、米村正二氏をはじめ、多くの作家を輩出してきました。
前述の通り、2011年度より「新人シナリオコンクール」に統合されました。
受賞された古谷さんからコメントが届きましたのでご紹介いたします。
このたび、第35回新人シナリオコンクールで特別賞・大伴昌司賞をいただきました。自分の作品がこのような形で評価していただけたことを、大変嬉しく思っています。
受賞作『ヤクザ依存』は、ヤクザというある種の下流階級に生きる若者を、現代的な視点から描いた作品になります。社会の掃き溜めに、確かに存在している彼らの倫理や友情の切実さに注目しながらも、楽しく面白く読める本にすることを意識しました。
この作品は3年生前期のゼミで制作したものです。初稿は60枚程度で、内容もかなり荒いものでしたが、合評での助言を受けて改稿し、いまの形になりました。書いたものにフィードバックをもらえる環境は、改善はもちろん、モチベーションという部分でも非常に助かっています。また文芸表現学科では、とにかくたくさん読んでたくさん考えるということを繰り返します。最初は大変ですがすぐに慣れます。そしてインプットするほど巧くなります。だいたいのことはそういうものだと思います。ゼミや学科での学びが受賞を手繰り寄せてくれたのは間違いありません。そもそも京都芸大に来ていなかったら脚本に触れることもないような人生だったでしょうから、ラッキーでした。芸大という道を教えてくれた友達、ありがとう。
受賞を励みに、もっと面白い作品を書いていきます。よろしくお願いします。
(古谷 弦大さん)
また、古谷さんの担当である山田 隆道先生よりコメントが届きましたのでご紹介します。
1年生のときは「なんか尖ったことをやってやろう」という魂胆が見え見えの、実に芸大1年目っぽい感じの作品を書く学生でした。だけど、2年後期から山田ゼミに入ってきて、すぐ印象が変わりました。あれ? こいつ、カッコつけてるだけじゃないって。 彼は尖ろうと「している」だけであって、芯はやたら素直で勉強家で、授業や個別指導で学んだことをすぐに吸収して、次の作品に活かせるという稀有な武器をもっていました(これができる人は意外に少ない)。しかも、こっちがちょろっと1を言っただけで、すぐに10を理解できる。コスパがいいんです。 ヤクザ映画が好きな古谷くんが、ヤクザを描いたシナリオで大きな賞を射止めました。できすぎですね。体調に気をつけてください。彼と交わしたヤクザ談義は忘れがたい記憶です。「おめでとう」はすでに何度も言ったので、ちがう言葉を送ります。あなたのおかげで指導者としての喜びを味わえました。ありがとう。
山田隆道(文芸表現学科教授)
古谷さんの受賞作が載った月刊「シナリオ」誌2025年6月号は、
文芸表現学科の学生が利用できる「ゼミ室」に配架していますので本学科の学生のみなさんは、ぜひ手に取ってご覧ください!
(スタッフ:奥谷)
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