舞台芸術学科

マキノノゾミさんの集中授業でした!

昨日から後期の授業も始まりました。

夏期集中授業のご報告もラストです。

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劇作・脚本・演出・俳優のマキノノゾミさんの集中授業です!

2回生から4回生までが入り混じったキャストで、

昨年の春に上演された『横浜短編ホテル』の戯曲を立ち上げていきました。
稽古期間は9/3〜13日の、日曜を除いた10日間。
1日目〜3日目はキャスティングと本読みを、

4日目以降は立ち稽古を進め、最終日は全話通しを行いました。

台本

台本

台本は時系列に沿って全7話で構成されており、

同じ役でも18歳、33歳、43歳…と違った年齢で登場するので、

各話でそれぞれ違う役者が演じることに。
はじめに全員から希望の役をそれぞれ聞き、

有志の演出助手チーム6人がそれを元に会議をしました。

一つの話を削り、更に一つの役をダブルキャストにしたり4人キャストにしたり、、

思案に思案を重ねてキャスティングを行いました。
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舞台装置や小道具はマイムではなく実存のもの使った方がいい、

というマキノさんの助言もあり、立ち稽古初日からパネルやソファなど用意して臨みました。
一つのシーンの演出をつけてもらっている間は、別の教室で自主練習をして、

毎日約5時間みっちり稽古をしました。
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最終日の全話通しでは同時期に行われていた堂岡俊弘先生の集中クラスが加わり、

BGMや効果音が実際に付いた状態で演技することができました。

また、見学者がいることで皆良い緊張感を持って通しに挑めたように思います。

机に座っている中央がマキノ先生。右が音響家の堂岡先生

机に座っている帽子をかぶっているのがマキノ先生。その右が音響家の堂岡先生。

授業の最後にマキノさんに言われた言葉を、要約したものですが、掲載しておきます。

 

「最初に思いつく演技プランは大抵ありきたりなもの。

そこを外していくことで、型やぶりな演技ができる。」

今回、普段受けている演技の授業とは違う視点を持って演技に取り組めたように思います。
良い経験をさせて頂き、どうもありがとうございました!

演技・演出コース 3年生

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