こども芸術大学

静原、田植え遠足

5月7日(木)静原に田植えをしに行きました。
ゴールデンウィーク明けでしたが、元気に来た子どもたち。
朝方降っていた雨もなんとか上がり、無事に植えることができました。

 

バスで大学を出発!静原に向かう途中の車内、お米クイズなどで盛り上がりました。

 

Q.一杯のお茶碗の中には、何粒のお米があるでしょう?
①500粒 ②2000粒 ③3000粒
A.③・・・茶碗一杯150gほどに3000粒

 

Q.お米の花の色は何色でしょう?
①黄色 ②ピンク ③白
A.③・・・白い小さい花が咲きます。

 

Q.一本の稲穂から、何粒のお米がとれるでしょう?
①30粒より少ない ②60~100粒ぐらい ③500粒ぐらい
A.②・・・約60~100粒収穫できます。お茶碗一杯は稲穂20本分ぐらい。

 

どうですか?
毎日食べているお米は、たくさんの稲が無事に実をつけてくれて初めて食卓に並ぶのですね。

 

 

さて、早速堀内さんにあいさつをして、植え方を教わりました。

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みんな見よう見真似で、どんどん田んぼに入って植えていきます。
泥の感触、水の冷たさ、風の気持ちよさ、太陽のあたたかさ、初夏を感じながらの田植え。
最初は、きゃー!と言っていた子どもたちも、すぐに真剣モードで仕事をするように植えていきます。

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去年の田植えも一人黙々と植えていた、職人タイプの年中男の子。
今年も、田植えを楽しみにしていた分、去年よりたくさんの稲を植えていました。

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年少さんにとっては、初めての田植え。
泥が怖いと、なかなか入れずに終わることも多いのですが、今年の年少さんはほとんど入っていました。

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お母さんも、子どもたちが上がってからも残っている稲をできるだけ植えようと、作業を最後まで続けてくれていました。そういう大人の姿を子どもは遠くからちゃんとみていて、言葉で伝えることも大事ですが、こうして大人の真剣な表情や、本気の姿を見せることで、大人への憧れや自分もこうなりたいという自分がイメージできたらいいな、と思います。

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植え終わったあとは、静原神社にてお昼ごはん。仕事のあとのおむすびは、なんて美味しいのだろう・・・、と改めて感じました。

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お昼ごはんを食べて、公園で遊んで、おやつを食べて帰ります。
公園では、虫や生き物をたくさんみつけました!

 

 

冬眠中のカエル

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カナブンの群れ

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大きな蜘蛛

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田んぼでの記念撮影!

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堀内さん、静原小学校のみなさん、バスの運転手さん、みなさんのご協力もあり、素敵な田植え遠足になりました。
「遊びに行くのではなく、お仕事をしに行くよ。」そう子どもたちに伝えて臨みました。
みんなテキパキと真剣な顔をして植えてくれていました。
「よく頑張りました!」と褒めてもらった子どもたち、達成感もあり、嬉しそうな顔をしていました。

また静原の田んぼも様子も、スタッフで発信していけたらと思っています。
年長さんも毎年見に行き、その様子を発表してくれたりしています。
こども芸術大学のベランダにも、いただいて帰って来た稲を植えて育てています。
稲刈りまでの間、みんなで稲が育つ過程を、一緒に見て感じていきたいですね。

 

 

(宮崎)

 

 

 

 

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