- 2015年6月22日
- イベント
【BUKATSU美術部】写真で絵づくり!
6月21日(日)、今年度2回目の美術工芸学科のBUKATSU美術部が開催されました!
今回は油画コースの神谷先生が担当。
写真を使って「絵づくり」の体験をしてもらいました。
「絵づくり」って…???
たぶん、聞いたことがないですよね。昨日のBUKATSUの様子を紹介します!
*まずは先生からのお話。
「見て描く」以外の方法で絵を完成させるのが今回の目標です。
1枚の写真をコピーで拡大して、「絵」を「つくって」いく方法を教えてもらいました。
白黒コピーの上にトレーシングペーパーを置いて、
その1、丸いシールを貼っていく。
その2、ペンでコピーの輪郭をなぞる。
その3、雑誌の切抜きを貼る。(コラージュ、という方法です)
など…。
どの方法も、話を聞いただけでは完成が想像できない…。参加者の皆さんもはじめはちょっと不安そうでした。でも、まずはやってみよう!という事で、早速作業に取りかかります。
*先生のおすすめで、まずは丸いシールを貼っていく方法を試すことに。
この時のルールは2つだけ。コピーの白いところか黒いところ、どちらに貼ることと、使うシールは1色にすること。あとはひたすら、ぺたぺたとシール貼りです。みなさんすごい集中力!!黙々と貼っていました~
*そして、出来上がりがこちら。見やすいように裏側に白い紙をあてています。もともとは風景の写真だったのに、シールを使うと違ったイメージが見えてきます。
上下をひっくり返したり、90度まわしてみたり。元の写真から離れて、新しい視点で絵を見てみるのも楽しいですね。
*こちらは水族館の写真をもとにした作品。なんとなく泡がブクブクしたようなイメージが見える気がします。「ひっくり返すとまた印象が違うねー」などと、出来た作品を鑑賞してお話しました。
*同じ写真を使って別の方法でも制作。今度はコラージュに挑戦!
*シールの作品をペンでなぞった作品を重ねて…。だんだん「絵づくり」がわかってきたかな?いろんなアイデアが出てきて、すごい!!
*最初から最後まで、本当によ~く集中して制作されていました!お疲れ様!
*こちらは神谷先生の作品。コピーをペンでなぞる方法の実践です。少しずつずらして重ねてみたり、コピーをひっくり返してまたなぞったり。先生曰く、「3D画像っぽくした。」とのこと。線がずれて重なると不思議な立体感が生まれますね。
今回は時間がなかったので持ち帰って仕上げてもらうことにしましたが、出来た作品にさらに一手間かけて、いいところだけを切り抜いてみせる方法も伝授されました!
次回のBUKATSU美術部は6月28日(日)に開催します!
「大型カメラで体験する写真の原点」!!
是非ご参加下さい★