油画コース

7/2 美術工芸学科独自イベントレポート 油画コース 『おもしろ絵画表現「工作系」』

美術工芸学科の学科独自イベント「ブカツ!」今日は油画コースの体験イベントが行われました。印刷物をなぞったり、切り取ったり。サインペンやシールも使って仕上げていくワークショップです。あえて、対象を描かずに、目の前の画面そのものを相手にして絵づくりするおもしろさを体験していきます。絵の形もマルやサンカクと自由です。

神谷先生からスライドを見せながら作業工程について説明があり、早速作業に入っていきます。

好きな絵や写真、図像を選んでそれをトレーシングペーパーと描画材をつかってなぞって)していきます。どんな線を抽出するかでどんどん絵が変化していきます。

描く道具だけでなくシールやテープや色紙なども用意してあります。

絵を描くというよりは、イメージと遊びながら切り貼りしてコラージュしていくイメージです。

選んだ素材によって様々な線と色面が生まれます。

貼った上から塗って剥がすとネガポジの関係が面白い効果を生みます。

最後にフレームに入れて出来上がった作品をみんなで鑑賞しあいました。

普段、絵を描くのに使っている画材とは違うものを使うと、素材の特性やある種の制限が作品に新たな可能性をもたらしてくれます。みなさん、素材の使い方や組み合わせを工夫するなど、夢中になって楽しみながら制作できていました。

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