大学院

【大学院Pr PROJECTS】アーカイブ 交流展×3(東京藝術大学/名古屋芸術大学/東京造形大学)

大学院 Pr PROJECTS(PAINTING RECONSIDER PROJECTS) 

絵画/再考プロジェクト

 

昨年9~12月に行われたPr PROJECTSの他大学3校との交流展の記録です。

普段制作している環境や絵画に対する考え方、価値観を超えて、一枚の絵画の力を問いただします。

 

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東京藝術大学大学院 美術研究科 油画専攻 小林正人研究室 × 京都造形芸術大学大学院 Pr PROJECTS 交流展

 

小林正人先生と大庭大介先生との共同企画で、京都造形芸術大学・未来館Pr PROJECT room にて、大学院生、先生方も含め総勢20名による交流展でした。

(※サイズをS15号 652×652mm以内に限定)

 

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小林先生と大庭先生も出品されたこともあり、院生たちにとって第一線で活躍している作家と同じ空間で展示することだけでもかなりの刺激になり得難い経験になったようです。

 

今年は、東京藝術大学にて同企画の交流展を行う予定です。

また詳細は改めてご案内します。

 

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名古屋芸術大学大学院 同時代表現研究[洋画] × 京都造形芸術大学大学院 Pr PROJECTS 交流展

 

名古屋芸術大学のArt&Design Center gallery BEにて、両大学院生8名による展覧会です。

 

 

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東京造形大学大学院 × 京都造形芸術大学大学院 Pr PROJECTS 交流展

 

コート・ギャラリー国立(東京)にて、両大学院生8名による展覧会。

事前に、割と早い段階から出展者同士で話をし、どのような展覧会にするかミーティングを重ねて

つくりあげていきました。

 

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※フライヤーデザイン:Suzuki Hiroyoshi(M2/デザイン領域)

 

※以下3つの交流展すべてに参加した京都造形大大学院生の感想文

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「3つの交流展を通して」

 

私は、京都造形大のリーダーとして全ての交流展に参加しました。

他大学の院生と展覧会をすることで、自分達の置かれている状況や立ち位置が徐々に見えてくるような感覚がありました。

例えば、関西と関東で芸大生の周りを取り巻くフィールドの状況がかなり異なり、そのような私達とは違う環境の中で、同世代の人達の作品制作に対するアプローチの方法を間近で見ることで、今までになかった自分の新たな側面を発見する事ができたように思います。

一見、まったく別の目的や問題意識を持って制作に取り組んでいるように見えても、その人の話をよくよく聞いてみると、作品ができあがっていく際の試行錯誤の中に共通の理論や思考が見られたことは、嬉しい経験でした。

 

今回の交流展を通じてわかったことは、他大学院生やその置かれている状況について、その差異に至るまでアートにおける様々な問題を共有しようとするならば、実際に作品を通じてガチで交流してみなければわからないというところだと思います。

 

同時代に生きる私たちが、お互いの作品に流れる思考や制作のリズム、その結果作品に立ち現れる質、それらの違いに自然に触れられ時代的経験を共有するということは、他者(相手)を想像し、様々な関係性の中で創造するアートにこそ、今求められる必然性を見出せるのではないでしょうか。

 

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