- 2015年8月7日
- イベント
第2回「夏休み1日活動体験(山のフィールドワーク)」8月6日報告 / 8月27日(木)開催「お母さんお父さんのための公開セミナー」お知らせ
今回で2回目となった、こども芸術大学への入学を検討している方たち向けの公開イベント「夏休み1日活動体験」。
前回は瓜生山の竹で作った竹樋を使い、ヒノキの実やまつぼっくり、ハーブを凍らせた氷を転がしたり、ウッドデッキに設置したミニプールで思い切り水浴びなどをしました。
汗だくになって遊んだあと、畑で収穫しておいたトマトと胡瓜を食べ、さようならの挨拶をして活動終了になりました。
前回は事前にスタッフが野菜を収穫していたので、参加者の皆さんに畑の場所をお伝えできませんでした。そういった事も踏まえ、今回はこども芸術大学の畑を目指し、参加者全員で瓜生山登りにチャレンジしました。
2歳児さんが多かったのですが、お母さんに抱えてもらう事なく、みんなしっかりと自分の足で登っていきます。
大人の目線と違い、こども達は地面に近い場所を見ているので畑までの道中で色々な発見を重ねます。
何かが飛び跳ねた!と思ったら小さな蛙が飛び出してきました。ニホンアカガエルかヤマアカガエルかはたまた別の種類なのか。初めて蛙を見る子や、生きものが苦手な子もいたようですが、みんなが触っている様子を見て思わず手を出し、初めて蛙に触れるという体験ができていました。
また、畑に行くまでの山道にある在学生のこども達が発見した「樹液の出ている木」に立ち寄り、何かいないかとみんなで一所懸命に木を見回しました。すると、11時頃であったにも関わらず、コクワガタを発見することが出来ました。(※クワガタは朝、夕の方が見つかりやすいです)
畑に到着すると、胡瓜などの夏野菜が鈴なりです。
今回は参加者が多かったので順番に畑に入り、胡瓜やトマト、茄子をもぎとっていきます。収穫が終わったら畑の周りにゴザを敷き、大文字山を眺めながら、その場で野菜の丸かじりです。ひとつふたつでは足りない子は何個もトマトをおかわりするため、畑とゴザを行ったり来たり忙しそうでした。
後で聞くと、普段は野菜嫌いな子もいたようです。お山の上で風を感じながらみんなで食べる野菜は、普段と少し違った味がしたのでしょうか。
こども芸術大学は瓜生山の中腹にあります。
この環境を活かし、在学生はもちろんのこと、地域の方々や入学を検討されている方々にも、こども芸術大学ならではの活動や遊び、楽しみをこれからも季節のイベントなどを通して、みなさんと一緒に体験していければと思います。
(村瀬浦人)
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