大学院

芸術文化研究専攻M2中間発表会/SPURT展レセプション

芸術文化研究、歴史遺産研究、庭園文化論領域(芸術文化研究専攻)のM2生9名による修士論文に向けての最後の中間発表会が行われました。 学位審査まであと半年、、 まさにラストスパートです!

 

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SPURT展レセプションパーティー。

中間発表も終えて、とりあえず一段落といった感じです。

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大学院学術研究センター所長の浅田彰先生から、SPURT展についての総評のコメントがあり、

そのあと受賞者の発表をしてただきました。

個人賞2本と教員による投票・多数決で決める「SPURT賞」です。

(以下受賞者)

 

 

<宮島達男賞> 桜井 雄太(建築・ランドスケープデザイン領域)作品名:「300□の□グ」

<浅田彰賞> Nat Cory KOYAMA(長澤トマソン)(ビジュアルクリエーション領域)/作品名:Self-Portrait of a Secret 「秘密」の自我像

<SPURT賞> 近藤 沙桜里(ペインティング領域・版画)/作品名:「跡形」「地景―移ろい―」

 

 

 

※長澤トマソンはREALKYOTO(京都を中心とした関西圏のカルチャーイベント情報と、レビューや批評を掲載するウェブマガジン)で絵日記を連載しています。

http://realkyoto.jp/blog/thomassonsjournal-no-11/

 

 

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最後に、SPURT展領域代表者ひとりひとりから一言挨拶をしてもらいました。

今回、準備の段階からうまく進まなかったことや、出展者同士で揉めたことも多々あったようです。

(ゾーニングが最後まで決まらなかったり、領域によって照明色の違いや、日本人/留学生との搬入時の展示に対する意識の違いなど…)

 

展覧会は生き物です。実際搬入してみないと空間や全体の雰囲気ははっきりとわかりません。

ですが、その「やってみないとわからない」というところに醍醐味があり、毎回辛い思いまでしてやる意義がアーティスト/クリエーターにはあるのではないでしょうか。

それに、ここまで様々なジャンルの多領域が一堂に展示する機会はそうあることではないでしょう。

個々の作品のクオリティはもちろんですが、半年後の修了展に向けて、「他領域=多国籍」とも言えるような、全体の中の一人(またはその逆)としての問題意識をも持った修士最後の展覧会に仕上げていってほしいと願います。

 

領域代表のみなさん、アートディレクションを担当した李ハヌルさん(研究専攻)、

何はともあれ本当にお疲れ様でした!

 

 

 

(※下記、宮島達男twitterより抜粋)

 

大学院生の講評で感じた事。概して留学生のほうが問題意識を持って作品を作っていた。

彼らは、「どのように作るか」ではなく、「何を作るか」を考える。だから、伝えようとする意図が明快。

間違っても「絵画の問題」を考えていると言って絵の具をキャンバスの上でこねくり回したりしない。

 

https://twitter.com/tatsuomiyajima

 

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