こども芸術大学

ねぶたツアーに行ってきたよ!

2016年9月12日(月)

 

朝は、ねぶた見学で行かせていただく学生さんからの依頼で、

子どもたちに亀のジョナサンの絵を描いてもらいました。

ねぶたのモチーフの中に、亀を作っているチームがあります。

 

 

201408_neko05_04

(インターネット画像より)

 

ジョナサンは、なんと御歳183歳の現役のゾウガメで

実際にイギリスで暮らしているそうです。

子どもたちに話すとビックリしていましたが、

絵の具を引っ張り出し、ジョナサンの写真を見ながら描いてくれました。

IMG_1052IMG_1051

 

 

 

 

メインの時間では、今まで作ってきた張り子のねぶたに色を付けました。

子どもたちが最初に描いた原画を返却し、絵を見ながら顔や模様を筆入れしていきます。

本学の京造ねぶたのように、白いままの作品もありますが

子どものイメージに近い形で選んでもらいます。

 

IMG_1098IMG_1097

 

筆入れが終わったら、少し乾かして、お楽しみの風船を割ります。

割ると空洞になり、そこに後日また照明と展示に合わせてテグスを通します。

IMG_1096

今まで真っ白だったねぶたには、いまいちピンと来なかった子どもたちも

今回色付けをしたことで、自分のイメージしていたおばけを、

ねぶたに起こしているんだ、という実感を得られたのではないでしょうか。

 

 

 

 

お昼ごはんを食べた午後からは、ねぶたツアーに行かせていただきました。

(9月1日~14日で本学の一回生の学生さんたちが京造ねぶたを作っています)

 

子どもたちは3グループに分かれ、それぞれ3つのエリアを見学しました。

事前に、各グループで子ども会議を行い、エリア内でどのねぶたを観せていただくかと

観たいねぶたに対して、聞いてみたい質問を考えていました。

 

 

 

■体育館チーム

IMG_1022IMG_1042

子どもたち、質問しながら学生さんたちと交流を楽しみながら

しっかりとこども芸術大学の学祭の宣伝もしてくれました!!!!

「遊びに来てください!」と元気に言えたね!

(子どもたちが手にしているピンク色の紙が、こども芸術大学の学祭のチラシです)

IMG_1041 IMG_1043   

 

 

 

■ギャラリーオーブチーム 

IMG_1026IMG_1028 

IMG_1031IMG_1037 

↑特製マイクを使って、お姉さんお兄さんたちにたくさん質問していました。

「どうして途中で終わっているんですか?」(完成図スケッチの魚が途中で切れているように見えたらしい)

「それは、水から出てきているところだからだよ」なるほど。

その他にも「なんでこれを作ってるんですか?」

「かっこいいなぁと思ったからだよ」

「なんでかっこいいものを作るんですか?」という子どもの疑問にも、困りながらも丁寧に答えてくれました。

 

 

 

■人間観1F(ピロティ)

IMG_1060IMG_1061

↑亀のジョナサンのねぶたを作っているチームを見学した際、

こども芸術大学を代表して、朝に描いた絵を渡してもらいました。

「はい、どうぞ!」

 

 

IMG_1050IMG_1040

↑ゴキブリのねぶたを作っているチームでは、直接先生に解説していただいたり

子どもたちだけ特別に、と作品の近くまで案内していただきました。

 

 

今週の14日が点灯式になっているので、点灯式間近ということもあり

緊張感のある中、黙々と作業をする学生さんたち。

忙しい時期にも関わらず、学生さんたちは笑顔で迎えてくれました。

先生をはじめ、学生のみなさん、本当にありがとうございました。

本物のねぶたを間近で観れたこと、学生さんたちと交流できたこと、

子どもたちはとても喜んでいました。

貴重な体験ができましたね!

 

刺激を受けたところで、こども芸術大学も学祭に向けて

ねぶた制作とお店屋さん制作と、ラストスパートをかけていきましょう!

 

 

9月18日(日)こども芸術大学にて、ねぶた展示と手作りお店屋さんが並びます。

是非、遊びに来てくださいね!!

学祭チラシ写真で撮った

 

 (宮崎あかね)

 

<2324252627>