- 2016年9月13日
- 日常風景
ねぶたツアーに行ってきたよ!
2016年9月12日(月)
朝は、ねぶた見学で行かせていただく学生さんからの依頼で、
子どもたちに亀のジョナサンの絵を描いてもらいました。
ねぶたのモチーフの中に、亀を作っているチームがあります。
(インターネット画像より)
ジョナサンは、なんと御歳183歳の現役のゾウガメで
実際にイギリスで暮らしているそうです。
子どもたちに話すとビックリしていましたが、
絵の具を引っ張り出し、ジョナサンの写真を見ながら描いてくれました。
メインの時間では、今まで作ってきた張り子のねぶたに色を付けました。
子どもたちが最初に描いた原画を返却し、絵を見ながら顔や模様を筆入れしていきます。
本学の京造ねぶたのように、白いままの作品もありますが
子どものイメージに近い形で選んでもらいます。
筆入れが終わったら、少し乾かして、お楽しみの風船を割ります。
割ると空洞になり、そこに後日また照明と展示に合わせてテグスを通します。
今まで真っ白だったねぶたには、いまいちピンと来なかった子どもたちも
今回色付けをしたことで、自分のイメージしていたおばけを、
ねぶたに起こしているんだ、という実感を得られたのではないでしょうか。
お昼ごはんを食べた午後からは、ねぶたツアーに行かせていただきました。
(9月1日~14日で本学の一回生の学生さんたちが京造ねぶたを作っています)
子どもたちは3グループに分かれ、それぞれ3つのエリアを見学しました。
事前に、各グループで子ども会議を行い、エリア内でどのねぶたを観せていただくかと
観たいねぶたに対して、聞いてみたい質問を考えていました。
■体育館チーム
子どもたち、質問しながら学生さんたちと交流を楽しみながら
しっかりとこども芸術大学の学祭の宣伝もしてくれました!!!!
「遊びに来てください!」と元気に言えたね!
(子どもたちが手にしているピンク色の紙が、こども芸術大学の学祭のチラシです)
■ギャラリーオーブチーム
↑特製マイクを使って、お姉さんお兄さんたちにたくさん質問していました。
「どうして途中で終わっているんですか?」(完成図スケッチの魚が途中で切れているように見えたらしい)
「それは、水から出てきているところだからだよ」なるほど。
その他にも「なんでこれを作ってるんですか?」
「かっこいいなぁと思ったからだよ」
「なんでかっこいいものを作るんですか?」という子どもの疑問にも、困りながらも丁寧に答えてくれました。
■人間観1F(ピロティ)
↑亀のジョナサンのねぶたを作っているチームを見学した際、
こども芸術大学を代表して、朝に描いた絵を渡してもらいました。
「はい、どうぞ!」
↑ゴキブリのねぶたを作っているチームでは、直接先生に解説していただいたり
子どもたちだけ特別に、と作品の近くまで案内していただきました。
今週の14日が点灯式になっているので、点灯式間近ということもあり
緊張感のある中、黙々と作業をする学生さんたち。
忙しい時期にも関わらず、学生さんたちは笑顔で迎えてくれました。
先生をはじめ、学生のみなさん、本当にありがとうございました。
本物のねぶたを間近で観れたこと、学生さんたちと交流できたこと、
子どもたちはとても喜んでいました。
貴重な体験ができましたね!
刺激を受けたところで、こども芸術大学も学祭に向けて
ねぶた制作とお店屋さん制作と、ラストスパートをかけていきましょう!
9月18日(日)こども芸術大学にて、ねぶた展示と手作りお店屋さんが並びます。
是非、遊びに来てくださいね!!
(宮崎あかね)