- 2016年11月7日
- ニュース
植物ドローイング展、植物園にて開催!
1回生による、植物ドローイング展を、京都府立植物園にて開催中!
[植物園北山門入口]
11月6日(日)の朝、植物園の北山門に集合して、各自が園内をフィールドワークし、お気に入りのポイントを探します。そのポイントにてスケッチ・ドローイングを行ないます。少し霧雨が降る中、なかなか太陽さんが顔を出してくれなくて寒い中活動を開始しました。
丁度この日は、ものづくり市が開催されていて200以上のお店が園内各所に出店していてにぎやかでした。こだわりのお店も多くいい雰囲気でした。
園内は、秋の花が咲き、紅葉もはじまり色とりどりです。
さて、散策しながら描きたいポイントを探し描きはじめました。
描く素材は、鉛筆、ペン、水彩絵具など各自が選びます。
身近な自然である植物の素晴らしさに出会い、感じ得て、見て描く行為から大きな世界への広がりを意識し、自己と対象に真摯向き合い、それぞれが表現につなげていきました。
描いている紙の方は、実は事前に大学にて各家にある日本茶(煎茶、番茶など)を持ち寄り、自分でお茶を入れて、画用紙に刷毛などで塗ったりたらしたり思い思いに日本茶の自然紙をつくりました。
自然の色彩ですので、いい風合いです。ここに描いていくと言うわけです。染みやにじみも美しいです。
ちらほら色づいていますね。まだこれからと言う感じです。
植物園では様々イベントや催し物があり、こちらはミニガーデニングのコンテストの展示がありました。
こちらは、様々な菊の展示。
自然を介したワークショップも多くあり、子どもが多かったです。
植物園は、かなり広くて見所満載で充実しています。緑も多いので、森の中を歩くような場所もありますので、おすすめです。
制作も進んだようです。でもかなり寒かったので、皆寒さと闘いながら集中力を高めて行きました。
一日晴れ間がなかったのですが、15時位からやっと太陽さんが顔を出してくれました。暖かいですね、太陽は。
皆、寒い中よく集中して制作が出来たと思います。それぞれの良さがちゃんと出ていましたので、展示が楽しみです。
設置作業のころには、辺りも暗くなり小さな電灯の中協力して展示しました。テキパキといいチームワークでした。
朝から一日お疲れ様でした。外の気温を思いっきり感じて、室内に入った時の暖の有り難さや、太陽の暖かみも感じた一日だったのではないでしょうか。
身近な植物の魅力を感じていただける、展示になっていると思います。また、展示場所は半野外ですので風や光が差し込んで来て、作品との相性もバッチリなので、お近くにお寄りの際は是非見ていただけると嬉しいです。
初日、朝方の展示風景。
植物ドローイング展
2016年11月7日(月)から11月13日(日)最終日16時まで
主催:京都造形芸術大学こども芸術学科
協力:京都府立植物園
展示場所:植物園の北山門に併設するコンサートホールに向かう通路。植物園から展示場所に行くには、植物園から一度園外に出るため、展示観覧ご希望の方は、門で半券の裏側に再入園可のスタンプを押していただければ、その日は出入り自由になります。
京都府立植物園
京都市左京区下鴨半木町
植物園入園時間:午前9時から午後4時 (午後5時閉園)
JR京都駅(近鉄「京都駅」、阪急「烏丸駅」)から京都市営地下鉄「北山駅」下車3番出口すぐ、又は「北大路駅」下車3番出口を東へ徒歩約10分 京阪「出町柳駅」から市バス1系統または京都バス「静原」「市原」行きバス停「植物園前」下車徒歩5分 名神高速道路京都南ICから車で京都市内北山方面へ約45分
展示に関する問い合わせ:京都造形芸術大学こども芸術学科 tel.075-791-9282
チラシ・ポスターデザイン
山下 菫、宮石 百花
(教員:村山)