大学院

『 修了生の展覧会 』

来週21日(金)から始まる、2015年に大学院ペインティング領域を修了された 今西 真也 さん の初個展のお知らせです。ギャラリーは東京になりますが、今西さんの在学中から現在までの制作課題への姿勢を感じることができると思います。

ぜひとも、足をお運びくださいませ。

ギャラリーの本展覧会のプレスリリースもあわせて、どうぞ → http://www.nca-g.com/exhibition/

 

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 「ISANATORI」

会期:2017年 4月 21日(金)- 5 月 27日(土)

開廊時間:火 – 土 11:00 – 19:00 (日・月・祝 休廊)

レセプション:4月 21日(金)18:00 – 20:00           

 

 会場: nca| nichido contemporary art

         〒104-0032   東京都中央区八丁堀4-3-3 B1
         tel. +81 (0)3 3555 2140    f
ax. +81 (0)3 3555 2142
         e-mail : info@nca-g.com 

                     http://www.nca-g.com/exhibition/

 

 

 

この度、nca | nichido contemporary artは今西真也による初個展「ISANATORI-いさなとり」を開催いたします。今西真也は、キャンバスに油絵具を厚く塗り重ね、筆致の跡を力強く残し、削っていく行為を繰り返しながら描いています。画面から距離を持つと次第に表れるイメージは、崩壊した建物や朽ちた花、稲妻、それを伴う入道雲など、一見ものの変化や消失、退廃を連想するイメージです。しかし同時に再生、蘇生や復興をも想起させ、死(おわり)と生(はじまり)が表裏一体の関係であることを示しています。素材とイメージ、視点と距離との境界、関係性を探りながら私たちが認識している事柄のあいまいさや不確かさを提示しようと試みています。本展のタイトルである「いさなとり」とは「鯨魚(いさな)取り 海や死にする 山や死にする 死ぬれこそ 海は潮干て 山は枯れすれ」(*訳:海が死ぬということなどあるのだろうか?山も死ぬのだろうか?そんなはずがないのに。でも死ぬからこそ、海は潮が干し上がるのだし、山も草木が枯れるのだな)という万葉集の歌の一説から来ています。古都奈良で生まれ、伝統文化や歴史を身近に触れて育った今西は、日本文化に根ざした生命観(生命の物理変化、サイクル <成住壊空>)への関心が根底にあるようです。本展では5mの大作を含む最新作約15点を発表いたします。

 

(ギャラリーホームページより http://www.nca-g.com/exhibition/

 

 

 

 

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