アートライティングコース
書き手という主体の視点を通し、対象の価値を言語化する
アートとは何か。説明しようとすると、定義は千差万別であるようにも思えます。
語源に遡ればartとは、あるがままの自然に対し、人間が後天的に生み出した「技術」を指していました。
時代を経て、宗教などとも結びつきながら、人々が鑑賞するための美術を意味するようになっていきます。近年では、装飾的な美しさや旧来の造形を超えた、現代的なテーマを孕んだ自由な作品も生み出され続けています。
いわゆる芸術作品だけでなく、世界のさまざまな地域に伝わる文化もまた、技術の集積であり、アートといえます。
アートライティングとは、アートについて書く行為であり、書かれた作品を指しますが、そこでいう「アート」には、上に書いたような広い意味が含まれています。
また、書き手という主体の視点を通し、対象となるアートの価値を記した作品は、それじたいもひとつの「アート」と呼ぶことができます。
整理されたデータとしての文書とは一線を画し、対象への発見や批評、過去の読みを通じた未来の展望を描きうるアートライティングは、情報の錯綜した現在にこそもとめられるジャンルだといえるでしょう。
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